「etrex30x」カテゴリーアーカイブ

BRM914丹後半島と氷ノ山越え

平均(休憩含む) 最大
速度 16.6km/h 60.0km/h
心拍数 135bpm 184bpm
ケイデンス 67pm 98rpm
走行距離 612.11km 獲得標高7372.950m
走行時間 36時間55分39秒
総走行距離 23216km
消費カロリー 12583kcal+α 気温20~30度

若桜で1時間40分の大休憩中にサイコンが止り、リスタートかけ忘れで正確なデータはなし。
データはおおよその感じ。
春日町でミスコースしているので距離-8kmぐらいな感じだと思う。
(GPSの方が長い距離になってしまう。)
ミスコース・復帰への距離1km~2kmぐらい。

BRM914高低図
BRM914高低図

AJ岡山・参加者の皆様ありがとうございました。
無事完走することができホットしている。

時間的にも氷ノ山が怖い。
迷ったがエントリー。
YUTUBEにUPされている動画を見ると綺麗な道なので大丈夫?
ということで出走を決意。
が、怖さは減らず。

天気予報をチェックする。
快晴ではないか!
これは走れって事だと勝手に納得して準備を進める。

当日は昼に入眠導入剤で2時間ぐっすり、うたた寝程度で2時間、合計4時間は寝られたはず。
どこまで持つかが問題。

久米の道の駅に到着して受付。
岡山恒例のお八つ袋をいただく(いろんなお菓子の詰め合わせなので助かる)。
車検を済ませて参加人数を聞いてみると10人程度らしい。
3人じゃなくてよかった。
トイレを済ませて待ち(そういえば腹が痛くなった)。

BRM914受付
BRM914受付
BRM914受付
BRM914受付

PBPジャージの方に話を聞く。
パリは0度まで冷え込んだらしい。
マジか!
厳しいな~。

後はブリーフィング

ブリーフィング
ブリーフィング

因みに超速のOさんは25時間の予定らしい。
超人はすげ~。
凡人はとにかく無事で帰ってくる。
16日の夕方まで帰ってこれれば良しとする。
時間内完走は目標ではあるが、まあ無理じゃね?という感じ。

時間になりスタート。
直ぐにOさんがグイグイ進み見えなくなる。
風が無く信号が少なく、交通量もほぼなし。
走りやすい。
気温は20~22度程度か?
腹巻していてちょうど。
22kmの勝山駅でトイレによる予定ではあったが調子よさげなのと、暑くないので給水もパスして新庄の道の駅まで進むことに。
副代表がグイグイ引いてくれるので助かる。

9/14 23:49 新庄道の駅でトイレ休憩。
トレインから離脱。
ボトルは充分あったのでパス。
因みに新庄道の駅のトイレは自動ドアで外気と遮断されているので暖かく綺麗。

野土路乢を目指して登っていく。
斜度は無いのでスルスルと登る。
トンネル手前でウィンドベストを羽織る予定だったが20度はあるようなので、PC1まで下っていく。

9/15 0:31 PC1
何買ったか?水補給したような。
持ってきてたブラックサンダーも食べたような。
ウィンドベストを着てリスタート。
後ろから佐多岬と書かれたジャージ(日本縦断のジャージ)がグイグイ進んで消えていく。
脚が違うなぁ~。
凡人はゆっくりといっても頑張って踏んでいるんだが。
曲がりのローソン辺り、濃い霧で眼鏡が濡れて見えん。
これから長い下りだが・・・・

前を副代表が下っていく。
速ぇ!
ボルト400をフル点灯して視界を確保して下っていく。
道が綺麗。
そのうち霧は無くなった。

次の目標は100km地点のローソン。
AV20で3:00着の計画だが、かなり早いペースで進んでいる。
岡山のブルべは基本的に信号が少ないのがいい。
手前の98kmぐらいのセブンかファミマでトイレを借りて進む。

次は134kmのローソン。
去年の神戸ブルべで寄った事がある。
ここでボトル補充の予定だったけどその前に切れて途中の自販機で補充。
前を走っていた毎年このコースに参加!(凄すぎ)のランドヌールの方も
「コーラが飲みたい」
と止まっておられた。
リスタートしてローソンを目指す。
広域農道らしくアップ・ダウンがある。
斜度は無いのでするする行く。
が腹が減ってきた。
朝飯はPC2でサンドウィッチでもと思っていたが、
これは持たんと思い134kmのローソンで軽食サンドウィッチ。
店長に
「気を付けてね」
と言われる。
「ありがとうございます。」
と改めて気持ちを引き締める。
事故しないようにしないとね。

食べてリスタート。
この道は去年走っているのだが真っ暗なのでよくわからん。
左手に湖があるのは分かるけど。
左折して鳥取砂丘へ。

おお!ついに自転車で来たぞ!
と記念撮影になりそうなものを探すがなさそう。
残念ながら通過。
海岸線を飛ばしてPC2を目指す。

9/15 4:37 PC2 到着。

PC2
PC2
サンドウィッチをサクッと食べてリスタートする前、
ガシャンと縁石に引っかかって?ランドヌールの方が落車?
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
との事でよかった。
スピードは出てないはずだし大したことはなさそうだった。
リスタート。

途中綺麗な月が海に映って綺麗だったので止まって撮影。
がぼけてる。
今回は日本海の景色が素晴らしかった。
ボケっと眺めていたいけどそうもいかず、後ろ髪惹かれる思いで進んで行った。

居組海岸?
居組海岸?

次は今回の目的地の一つ、32km先の余部鉄橋。
その昔小学生?中学生?の頃従妹の単車の後ろに乗っけてもらい網野まで走った事があり
妙に余部鉄橋の記憶が残っている。
どうかな~。

そのうち夜も明けてきた。
リップクリーム塗らなきゃと思いつつ進む。
坂を上って下ると余部が見えてきた。
おお!
そういえばgoogleマップで見た時、違和感あったけど、鉄橋ではなくコンクリート。
余部コンクリート橋か?
6:26 余部。
いいペースで進んいる。

余部
余部
余部
余部

次は8km先のローソン。
城崎まで補給なしとあったので寄っておく。
が途中にローソン新店があったような記憶。
お握りとお茶を補給。
進んでいく。

走っていると補給指示の理由が分かってくる。
結構登る。
それでも斜度はあるわけではなし。
腹巻をしていると暑くなってきたので外す。
ちょっと止まると後ろからランドヌールが追い付いてくる。
走っている時は姿が見えないのに不思議。
後続はワープして突然出現する。
鋳物師戻峠という珍しい峠を越えて
交通量の少ない山道を進むと温泉旅館らしき建物が両サイドに現れ、浴衣を着て草履?下駄歩きのお客さんが結構いる。
風情がある。
PC3のファミマに到着。
8:23
予定では9:53ぐらいなので調子よし。
朝だけど気分はお昼なのでスパゲティーナポリタンを食べる。
イートインは残念ながら無くなっていた。
しょうがないのでコンビニの前の隅っこで座っていただく。
こういうシチュエーションにもだいぶ慣れてきた。

城崎
城崎
城崎
城崎
トイレの位置などをランドヌールの方に教えてもらたり、副代表と話させてもらったり
楽しいひと時を過ごしてリスタート。

次は242kmの道の駅。
進んでいるとマラソンしている集団に出くわす。
なんと丹後100kmウルトラマラソンらしい。
好きな人は結構いるらしく大勢が走っている。
女性ランナーも多い。
「100kmとは信じられん!」
等とランドヌールと話ながら進んでいく。
暑いので途中でコカ・コーラ休憩したりしながら進んでいく。
一旦マラソンランナーと別れて網野へ。
懐かしの網野駅。
自転車で来れるとは思わなかった。

あみの
あみの
因みに242kmの道の駅では自販機が見つけられずトイレのみ。
タライに100円と書かれたボードと共に売られていた。

255km 10:35
網野高校前のローソンで饅頭休憩。
マジ暑い。
コカ・コーラが染みる。
ここ網野は、小学生の時分、夏になると必ず海水浴に、汽車に乗って余部鉄橋を越えて来ていた。
遠浅で綺麗な海水浴場がある。
海も綺麗で魚もうまい。
透き通ったイカ刺し美味かったな~。
コンビ二でそんな昔を思い出しながら行きかう人を見てると懐かしい。

海は信じられないくらいに綺麗。
時々潜っている人達も見かけた。

綺麗な丹後半島の日本海
綺麗な丹後半島の日本海

さてリップクリームを塗りなおしてリスタート。
次は267km道の駅でトイレを済ませておいて280kmの碇高原フォトチェック。
予定通り進み登り口の自販機でコカ・コーラエナジーを注入。
因みにウルトラ100kmマラソンのコースになっているようで登りは時々ランナーにエールをもらう。
本当に助かりました。
っていうかマラソンでこの山登るのってやばくない?と思いつつ。
凄い人は居るもんだ。
こちらもランナーにエールを送り返す。

280kmのフォトチェックで再度副代表と一緒になる。

碇高原
碇高原
丹後半島碇高原
丹後半島碇高原

スルスルと登ってきてはいるが、ボトルの水が切れかけ。
600mぐらいの標高なので1本あれば足りると思っていたがどうやらミスったらしい。
ちびちび飲みながら進んでいく。
再度登りがある。
うーん。
水が無いとやばいな~。
と先行するランドヌールがキャンプ場で水を発見!
自販機で緑茶を購入!
あー助かった!
太鼓山・角突山舐めてました。
後は下って下って、下り切ったところで自販機発見してメッツ・コーラ再注入。
11:32~13:45たっぷり2時間かかってエネルギー切れ。
とてもPC4までは持ちそうにないので途中のコンビニに寄るかと思い走る。
天橋立で立ちごけしそうになるがセーフ。
腹減った~。
副代表とここで別れてちょっと観光。
が、人多すぎ。
3連休だもんね。
写真だけにしておく。

天橋立入口
天橋立入口

リスタートして途中のローソンで昼飯!
が、お握りゼロ。
弁当もちょろりしか残っておらず。
3時に入荷の張り紙。
イートインも無いし・・・・・あんこ饅頭で我慢してPC4を目指すことに。
天橋立は渋滞中。

15:02
気を付けながら進んで何とかPC4へ到着。
肉まんと、かつ丼をコカ・コーラで流し込む。
少々胸やけが・・・・
が、まだいける。

行程地図を入れ替え、さ!帰るぞと気を引き締める。
予定より1時間早いので貯金は充分ではあるが脚がどこまで持つか?
残り、登りは小さいのを入れて6つのみ。
まずは普甲峠(ふこうとうげ)。
斜度はなさそうだったのでマイペースで進んでいく。
時折橋立方面を見ると海が綺麗に見える。
快晴でよい天気だ。
単車が気持ちよく登っていく。
プリウスも多い。
鞍部を過ぎて下る前に、ガードレールにバイクを立てかけてウィンドベストを着る。
と、鹿が鳴いている。
枝を踏み折る音も聞こえる。
鹿が多そうだ。
といってもまだまだ日があるの。
軽快に下っていく。
途中、ツーリングマップで読んだ鬼の像も見た。
酒呑童子(御伽草子)が居たとされる山だ。
下って行って353kmの大江公園でボトル補給。
トイレも行っておく。
駐車場ではローディーが車にバイクを積み込み中だった。
福知山までのルートにはブルーライン引かれており、サイクリストも多いらしい。

福知山城(明智光秀の居城)の直ぐ横を通りちょっと行ったローソンで再度ストップ。
何かお腹に入れた。

リスタートしてPC5を目指す。
日本一標高の低い分水嶺があるらしいので寄るつもりだったがいつの間にか通り過ぎる。
と、etrexを見るとルートを外れている。
???
etrexの倍率を落として確認。
ロスは大きくないのでほっとするが間違えた所に復帰しなきゃ。
と少々迷いながらも復帰。
後から確認すると春日町で間違えたらしい。

時折、美味そうな匂いのする道を進んで
21:06 PC5に到着。

PC5
PC5
PC5?
PC5?
副代表が先着されていた。
少々胸やけがあるが、卵と肉があるガパオライスをいただく。
etrexの電池を入れ替え。
ここで歯磨きしておけばよかった。
サクッとリスタートするが407kmの道の駅によって歯磨き。
口が綺麗になり胸やけも少しすっきり。

遠坂峠の下りで副代表ともう一人ランドヌールの方、3人一緒になる。
また、どこかで神戸ブルべの方とスライドしたようだ。
ここから通過チェックのミニストップまでの間、
自販機でボトル補給しようとすると、
カツカツカツ!と蹄の音がして、
鹿がピーピー鳴いて走っているため購入を断念した事があった。
(今回のブルべは鹿との遭遇が多かった。)
途中まで副代表と一緒だったが自販機でストップしたのでミニストップまで再度一人旅。
植村直己の故郷だ。
冒険館には2度来たことがあり、どんぐりフラッグも持っている。

24:59
ミニストップでジェル系を流し込む。
胃薬飲んだっけ?

リスタートして直ぐに冒険館。
今回目的地の一つ達成!

植村直己冒険館
植村直己冒険館

後登り3つ。
神鍋山の道の駅が次の目標。
ここはなだらかな坂。
ゆるゆると登って氷ノ山用に脚の回復走。
のつもりだけど、とにかく前に進む。
パラリと雨が降る。

神鍋山の道の駅には23:29分着。
8分止まっている。
そんなに寒くはないが、ウィンドベストを着る。
と走り出すと下りがあったので着ておいてよかった。
長ーいトンネルを抜けて、
坂を下って(これから登るのだが・・・・)
0:21
ローソン 香美町和田店に到着。
温かいお茶とサンドウィッチをゆっくりといただく。
なんとイートインがありとても助かった。
深夜のイートインは締められることが多いご時世ですが、本当に感謝!
隣ではおでんの夜食?を美味しそうに食べてる一般人の方がおられました。

0:50
植村直己に勇気をもらってリスタート。
いよいよ懸案の氷ノ山越え。
熊と鹿と猪に逢いませんように!
スタートして直ぐに公衆トイレがあった。
済ませたばかりだが念のためもう一度行っておく。
再度リスタート。
鞍部まで約20km。
くるくるペダリングして綺麗な道を進んで行く。
街灯があり人家の明かりが無くなると心細い。
ヘッドライト、VOLT800を頼りに進んで行く。
空を見上げると星はなく雲行きが怪しい。
神鍋山登っている時パラっと降ったけど・・・・
真っ暗だ。
動物の糞を避けられたか?と止まって後輪を確認した時、後は真っ暗。
怖ぇ~。
進むしかない。
etrexに表示される頂上までの残距離を励みに進んで行く。
残り2.3kmぐらいで、斜度がきつくなり押し歩き開始。
小雨も降りだしていた。
写真には撮らなかったが、一瞬道路が壁に見えた所もありビビる。
約500m歩くと斜度が乗れるぐらいになったので再度ペダリング。
2:44登頂。
雨の中命水の写真を撮っておく。

氷ノ山命水
氷ノ山命水
————————–
氷ノ山の登りで、目が光る角を持ったオス鹿と狭い道で対面してしまったときはどうなるか?
と止まる。
鹿が「うん?俺が避けるのか?」的に向こうを向いていて動かない。
ベルを鳴らして少し進むと(俺行きたいんだよね。でもたぶんそんなことはやってはいけない。刺激しないで動くのを待つのがベストじゃなかったけ?)
運よく、慌てて右の山へ走って行ってくれた。
鞍部を過ぎて下りかけ、すぐ横の崖を、雌鹿二匹が焦って滑りながら逃げていくのにヒヤリ!
石とか落っこちてきたらやばかった。
(道にはこぶしぐらいの落石は多く落ちているので注意。たぶん獣が落としていくんだろうと思う。)
運よく熊には出会わなかった。
自転車のベル+熊鈴を鳴らしながら登ったが、
道の糞を避けたり、
ピピー鳴く川にいる鹿がこっちに来ないか心配したり、気が気でなかった。
よく一人で登ったよなと思う。
和田のローソンでたっぷり30分休憩してから、0:52~2:44で登頂。
水はボトル+サドルバッグに一本乗っけて。
頂上前の途中、斜度に耐えきれずの押し歩き7分程度。
頂上付近は再度ペダリングはできたが胸やけが・・・
—————————
ウェア
モンベル腹巻・パールイズミ長袖ジャージ。指切りグローブ。
下はコールドシェイド。
ウィンドベスト、レインウェア、防寒用の女性用タイツ。
氷ノ山の登り雨がパラパラ降ってきたが、ひどくないので雨合羽を着なかった。
そのうち汗と雨ででびしょびしょに。
下りに入り命水を撮って氷太くん(ホテル)の駐車場で着るか?と思ったが雨が激しくなり途中で急いで着る。
が既に時遅し。
濡れてしまった。
寒さを我慢し、若桜道の駅まで走る。
塗れたものは体温を奪うので、
防寒用の女性用タイツ(コールドシェイドの上から)+レインウェアだけになって、寒さをしのぐ。
スマホで調べると近くのコインランドリーは6時開店。
現在3時21分。
そのうち副代表ともう一人のランドヌールがやってきて、そのまま寝てしまった。
胸やけあるし、着るもの無いし。
5時前ウェアを手に取るが当然乾いておらず。
日も登ってきたし、レインウェアの上から着込む。
走っているうちに乾くのを期待。
あべ駅まで走って着替え。
やっと普通のウェアになる。
副代表ともう一人のランドヌールは先に行っているのでぼちぼち535kmのファミマ(イートインあり)を目指す。
ここら辺りでサイコンがおかしい事に気が付く。
あと胸やけが・・・というわけでパンシロン2袋目投入。
そのうち胸焼けは解消されてきて535kmのファミマで何食べようと思いながら進むもハンガーノック気味でスピードです。
おまけに水が切れたり、暑すぎてレインウェアを脱いだり、止まることが多い。
何とか到着。
カップヌードルを食べる。
お供はコカ・コーラ。
暖かい物を食べると思わず「あー」と声が出る。
ここまでの最中ふらついていたが、食べ終わるとエネルギー(温かさ)が戻ってきた。
17分の朝飯。

6:39
が外に出ると雨!
マジか!
天気予報では15・16日快晴のはずだったのだが。
再びレインウェアを着る。
辰巳峠へ進んでいく。

道路に水が浮いている状態。
小雨だが、荷物が濡れて、水を運ぶ事になると思い、サドルバックにドローコードで止めていたベスト等を中に入れる。
道すがら
「辰巳峠は長いのできついよ」
と情報を得ていたので予定通り2つに分けていく事に。
とりあえず553km地点の自販機で休憩が目標。
日が差してきて雨は途中止んだか?と思ってレインウェアを脱いだが、再度降り出したので羽織った。
そして相変わらず降っている。
自販機までは7km。28分。平均速度14.9km/h。
到着してコーラを飲む。
これで水分切れはなかろう。
前をツーリング中の単車が2台下って行った。
なんとなくコクリと挨拶していく。
こちらも応える。
リスタート。
佐治川ダムまで登ると少し平坦になり休憩ペースで進む。
下りに備えて公衆トイレに寄っておく。
ジワリと斜度がきつくなってきて10%の標識が出てきた辺りでノックダウン。
残念ながら脚が無くなり押し歩き。
最後の900mは、まだかな~と歩き。
結果、用瀬(もちがせ)町~辰巳峠の鞍部22.9kmを2時間8分かかっている。
8:53最後の登り到着。

辰巳峠
辰巳峠
後は基本下りのみ。
約40km。
下っている途中で雨が降っておらずスピードを上げる。
奥津の道の駅でボトル補充、残りの補給色を口の中に放り込む。
これで最後まで持つだろう。
下っていくと日が照ってきて暑いのでレインウェアを脱ぐ。
今回脱いだり着たりが多かった。

9/16 10:36
ポプラでプロテインを購入して通過チェック完了。
駐車場でゴール受付を済ませてお礼を言って・・・・・
時間内完走できたとは!
嬉しい誤算。
いっぱい楽しい思い出が出来ました。
再度ゆっくり家族連れでドライブ旅も楽しそう。

久米の道の駅
久米の道の駅

自宅への帰路、神戸ブルべ(大山~)を走るランドヌールを見ながらドライブ。
吉ヶ原駅で仮眠して帰る。

10/28届いたブルべカード

ブルべカード
ブルべカード

今年走ったBRM。

オダ近バッチと岡山手作りカード
オダ近バッチと岡山手作りカード

一人反省会
久しぶりのブルべのためか、前半150km程で脚が痛くなりこれはダメかと思った。
が、走っているうちに痛みは無くなった。
自分はそんな感じだった事を忘れていた。

登りのウェアは薄くしないと汗でびちょびちょになる。
心細いとつい着込んでしまうのだが。

夏の走り込みと、トレーニング(腕立て伏せとスクワット)は有効だったような結果なので、できるだけ続けていく。
出来れば体力UPしたいが、程々にしとかないと故障しそう。

相変わらず荷物が多いが軽量化できる所はしていくかな?

自転車はヘッドのグリスUPのためショップに預け中(翌日には完了。また1年安心して乗れる)。

ホイールは今回グリス切れ・水の侵入はなさそうだった。

タイヤ、エクステンザはやはり良いのではないか?たぶん使い続ける。

バーテープは少し破れたがもうちょっとぼろになるまで使うか?

行程地図入れ(自作)が完全防水ではないので、水・汗がしみ込んでくる。何とかならないか?

天気予報は晴れでも最低限の雨対策は必要(600kmでは)。

今回アキレス腱炎にはならなかった。
少しつま先寄りに足を寄せる感じでペダリングしたため。
結果親指が痛いけどこれぐらいは我慢できるか。
クリートを微妙に下げるか?面倒だなぁ~。

グローブはシマノの指切り(これでも十分行けた)。
ショップでマビックのグローブがセール中。
凄くクッションがよさそうだった。残念ながらSしかなかった。

BRM427倉敷600km 長州征討の記録

平均(休憩含む) 最大
速度 16.5km/h 57.3km/h
心拍数 132bpm 187bpm
ケイデンス 67rpm 106rpm
走行距離 604.43km
走行時間 36時間34分31秒
総走行距離 20593km 獲得標高5899m
消費カロリー 13443cal 気温6~17度

防寒対策としていい経験となった今回のブルべ。
最初にまとめておくと、気温6~17度は手元のモンベル温度計を見た記憶。
気象庁の津和野の27日最低気温が4.7度なので、大体合っているのではないかと思う。
今回道脇の温度計の最低は島根から山口への野坂峠を登っている時の5度(ある方は2度とか言われていたが?)。
一番寒さを感じたのは、山口の木戸峠から下った後のPC6ファミマ。
すきやと女性用黒タイツで助かった。
次が広島から島根への三坂峠下り。
この時は一緒に走っていた方のアドバイスで防風ベストを着たので助かった。
その次が野坂峠の下り。
この時は下り始める前に道の駅 願成就温泉の駐車場の街灯の元、モンベルライトシェルを着込んだ。

ルートはおおよそ以下の感じ。
私家版ルートで若干違うので注意。
ルートをキューシートから紙地図に起こす際、コメントをルートラボに登録しておくために利用。

峠名
峠名

出発時に話を戻す。
前日20時に布団に入ったが、入眠導入剤のおかげでよく寝られたのではないかと思う。
0時40分頃目が覚めるが再度寝て3時半に目覚ましで起きる。
身支度、軽食を済ませて家から1時間ちょうど、
5時35分にタイムズ新倉敷駅前第2到着。
心配だったが、結構空いていた。
帰りの28日の夜はほぼ満状態。
連休始めの早朝は行けそうだが連休中日は期待しない方がよさそうだ。

駅の東にあるトイレで用を足して
コンビニで水を購入。
車に戻る途中AR四国のジャージを着た方、昨年の大仙ブルべでも一緒だった方に出会う。
帽子を被っておられたので最初誰だか?分からなかった。
と言ってもたぶんお互い、名前をまだ知らない。
けれど知った顔がいると楽しくなる。
ちょっと話して車に戻る。
クッキーを食べて水飲んでしていると6時頃。
自転車を出して、ピンディングシューズに履き替えて忘れ物がないかチェックして・・・
集合場所の新倉敷駅北口へ。

既に結構な数のランドヌールがいた。
挨拶してまたトイレに行ってしているとスタッフの方が来られて受付開始。

新倉敷駅
新倉敷駅

ブルべカードの名前と住所を確認してまたしばし待ち。
再度トイレに行って待ち。
結構寒い。

新倉敷駅
新倉敷駅
温度計は10度ぐらい。

ウェアは春秋に、自転車用のジオライン+防風ベスト。
グローブはシマノの指切り+春秋グローブ(ボロ)。
シマノの指切りグローブのパッドがあまり衝撃吸収しない奴だったのでちょっと不安。
結果掌が少々痛くなったが痺れはなし。
+春秋グローブは着脱が直ぐできるので凄く良かった。

時間になって出発。
凄く速いNさんが先頭に。
直ぐに見えなくなった。
25時間台で完走らしい。

序盤は信号で止まると後に車列が繋がる。
無理に走らず流れに任せて走っていく。
なので行きのR2は随分短く感じられ、走りやすかった。
福山に入り北上。
ここからの信号で車列が千切れだし、徐々にいい感じにばらけてくる。
朝の寒さも日があるので暑いぐらいに。
途中コンビニで停車してウィンドベストを脱ぐ。
リスタート後、再度信号で車列に入る。
結局PC1まではそんな感じ。

PC1:60.1km(9:46)
大福を食べてドリンクを補充してリスタート。
ここから新山へ登り。
PC2は登り下り40km先なので結構遠い。
自然と車列が出来るが無理はせず。
向かい風が結構ある。
40km先までコンビニが無い?と思っていたが世羅の街に入るとコンビニもあった。
ディスカウントスーパーもあり。
先頭になったり誰かの後ろになったり。
途中リュックを背負った方に
「風強いですね~!」
と颯爽と追い抜かれあっという間に見えなくなる。
ようやくPC2に到着。

PC2:110.7km(12:32)

PC2セブン甲田町
PC2セブン甲田町
肉と卵丼系を食べたかったので暖かいお茶と、カツとじ丼?を食べる。
コンビニの丼系は食べるのに具を上に掛けないといけないので少々失敗。
2滴ほどこぼしたがまあ成功。
スプーンで食べるというより流し込む。
颯爽と抜かれた先ほどのリュック方が隣にいたのでちょっとバイクの事を話す。
ホイールはカンパニョーロの綺麗なクロモリバイク。
当然先に出発されるので
「お気をつけて」
と見送る。
「また会いましょう」
と言われるが
「いやいや、速いからこれが最後だと思います」
謙遜されて否定されるが、
この方とはPC4:202.3kmにこちらが到着したらちょうど出発される所で再開。

安芸に入り寄ってみたかった、安芸高田市歴史民俗博物館へ。
中には入らないが郡山城の案内版をちょろっと見学。

安芸高田市歴史民俗博物館
安芸高田市歴史民俗博物館
ラインで女房に写真を送信しようとたが、できなくて断念。
アプリのバージョンが上がって操作が変わったらしい。

リスタート。
土師ダムは広島300kmでのスタート・ゴール地点。
千川からは走ったことがある。
懐かしいなーとぼちぼち走る。
相変わらず向かい風。
久々根峠を登って下って懐かしの駐車場。
後PCまで24km程あるのでトイレに行っておく。
リスタート。
が、蔵迫のローソン(14:27)でお茶を補充。
ブラックサンダー抹茶補給。
結構バテている。

PC3:151km(15:06)
セブン広島大朝町店に到着。
ブルべぬいぐるみ同盟のムーミンさんと話す。
ムーミンさんとはペースが合うらしくPC5ぐらいまで抜かし抜かれつ。
三坂峠からの下りが寒い・水越峠のUPDOWNが結構しんどいとの情報をいただく。
実際三坂峠の下りは思ったよりも厳しい冷えだったので助かった。
ありがとうございました。

結構カロリー消費が多いのでイチゴジャムパンと赤ペプシで糖質補給。
大福はトップチューブバックへ。
しかしマーガリンはちょっと要らなかった。
リスタートして進む。
向かい風が厳しい。
三坂峠はゆるゆるとムーミンさんと話しをしながら登る。
フロントシングルにしているのでお話を聞かせていただく。
勉強になりました。
下る前にグローブ・ウィンドベストを着込むのでムーミンさんとお別れ。
つづら折りの下りで、完全に地図を読み間違えていたらしい。
つづら折りの登りだとばかり思っていたのだが逆だった。
地元のローディー達らしき集団が登っている。
いい感じの練習コースらしい。
ウィンドベストを着込んでいても冷たい感じはしてトイレに行きたくなる。
麓におりてきょろきょろしながら進むがない。
それにどこもきれいに下草が刈ってあり、また結構車が走るのでそこら辺でとは・・・
と、旅館?らしきお店があったので戻ってトイレをお借りする。
ありがとうございました。
PC4までは距離はないが確かにUP・DOWNが厳しい。
196kmの高平山からは下り。
一挙に下ってPC4へ。
ルートが旧道を通っているので地元の雰囲気を少しだけ味わう。

PC4:202.3km(17:52)
ローソン浜田田町店に到着。
直ぐ手間にローソンがあり間違えやすい。
事前のGoogleアース+ストリートビューでのチェックは必要だなと思う。
向かい風の割にはとても良いペースで200kmを走っている。
PC4ローソン浜田
晩飯はペペロンチーノ大と野菜ジュースと決めていたので迷わず購入。
イートインも空いていたので助かった。
座って食べられるのはありがたい。
しっかり休憩したのち18:15に出発。
これから夕日が綺麗な道を進むコース。
車の少ない旧道なので走りやすい。
途中凄くきれいな浜田マリン大橋があった。
9号線に復帰して益田までアップダウンの道のり。
これも広島300で逆だけど走ったことのある道。
UP・DOWNは覚悟していたが、前よりは自分がマシになったか?
そういえば山口と比べると道が綺麗だった気がする。
もうそろそろUP・DOWNは終わりかな?
と思ってまた登るのは結構しんどい。
それを2回ほど繰り返してPC5へ到着。

PC5:243km(20:16)
ローソンポプラ益田乙吉店。
お腹はいいけどこれから登りなので糖質補給。

PC5 益田
PC5 益田
寒くなってきた。
休み過ぎると冷えるので15分ほどで出発。
白のクロモリで会った方とまたしても再開。
「どこまで着るのか難しいですね。」
と言われていた。
因みに温度計は10度ぐらいだったと思う。
まだ適応範囲なので、ウィンドベスト・秋冬グローブで進んでいく。
と、水を補充するのを忘れていたことに気が付く。
ムーミンさんとまた一緒になったがそれでお別れ。
途中の自販機で補充。
リスタートしてから一人旅の夜間走行。
事前調べでは281kmがピークなので、
じわりじわりと登っていくといっても斜度はない。
軽いギアでするすると進む。
「道の駅にちはら」か、ローソンで一旦トイレ休憩しようと思っていたが、ローソンになった。
「道の駅にちはら」はとても大きかった。
スニッカーズとブラックサンダーを買っておく。
トップチューブバックがいっぱいになってきた。
道の温度計は5度。
手元の温度計はまだそこまでではなさそう。
それに登りなので問題はない。
GPSだけを頼りに夜の山道を進んでいく。
車が途切れると山側から「パキパキ、パキパキ」と動物が枯れ枝を踏む音が聞こえてくる。
津和野の看板が見えて大きな鳥居が右手に見えた。
津和野は自転車では初めて。
右下に見える夜の街を見てみたかったが結構9号線から下るようなので諦めた。
野坂峠は「長い石垣が続く趣のある峠」とツーリングマップルに記載されていたので楽しみにしていたが
夜のためか?全く見られず。
トンネルを抜けて本格的に下る前、
寒いので願成就温泉の駐車場の街灯の元、
モンベルライトシェルを着込んだ。
次の目的地は288km地点のセブン。
ここではトイレだけ借りたか?ブラックサンダーを購入したか?記憶が抜けている。
道が悪い印象が強い。
道路のつなぎ目をコールタールで埋めてはいるが、
まるで線路の上を走る汽車のようにガタンゴトンと進んで行く。
時に大きな穴ぼこがありガシャンと衝撃が来る。
パンクしないか?とひやひやしながらスピードは控えめに下る。
道の駅御堂原にトイレがあったので用を足す。
冷えるのでトイレが近い。
温度計は6度ぐらいか?
木戸峠のトンネルを抜けると右折して下りになるので注意しながら下る。
この道も結構穴があり冷や冷やもの。
左のラインを外さないようにブレーキを利かせながら下っていく。
抜重しながらの下りは結構疲れた。

PC6:323.8km(0:55)
ファミマにやっと到着。
ランドヌールが外でカップめんを食べておられました。
スタッフの方の試走情報で知ってはいたが、やっぱりイートインは使えないらしい。
この寒さだと外で暖かい物食べても駄目だった(蒜山)ので、
ちょっと進んだコース上にあるすき家で暖を取るべくお茶だけ入れ替えて進む。
GPSを復路のルートに変更。
後300kmを切っている。
(1:16~1:36)すき家で休憩と夜食と暖を取る。
助かった。

山口すきやで夜食
山口すきやで夜食
ミニご飯とトン汁。
少々胃がむかついてきたので胃薬も飲んでおく。
今回胃薬は3袋持ってきたので安心。
湿っていたウェアも暖かくなったのでリスタート。
因みにこの地で投宿・ネットカフェでの仮眠をされた方が多いらしい。
投宿はやった事がないのでわからないが、記録を見ると、ここからゴールまでの平均は15.3km/hだった。
3時間半貯金はあるが・・・いつか投宿してはみたいが果たして寝られるか?
無理に投宿することはないのだが。
今回はどこかで眠たくなったら・・・「お日様の下」でとは思っていたが、
一徹であれば大丈夫だったので行けるところまで行くことに。

が、走るのをやめると寒い。
震えが来ている。
このまま走り続けるとかなり消耗すると思い
持ってきていた女性用黒タイツを途中のローソンで止まって着用(所要時間7分。1:48リスタート)。
温い!
こんな薄い一枚でここまで違うとは驚き。
問題は下だったのか。
予想外な原因に驚く。
モンベルライトシェル・女性用黒タイツは、7:50頃岩国錦帯橋のセブンまで着用。

が、目の充血がひどいので信号で止まったら目を瞑って休憩。
PC7までは50km程なのでどこかで休憩する予定。
ここからはコンビニの心配はないのでざっくりと下調べしているだけ。
道の駅ソレーネ周南が見えてきて寄るかどうか迷う。
手前にセブンがあるので・・・・
どっちにしようか迷ったが道の駅に寄ってみる。
残念。
外に椅子はあったが寒いので座る気にならない。
自販機でココアのつもりがコーヒーになる。
疲れている。
5分ほどでリスタート。
海が近くなり周南市あたりか?どこかで冷気が消えたように思う。
周南市遠石の交差点では、左手のスタンド併設されたドトールコーヒーが開いていた。
コーヒーを飲むと利尿作用でトイレが近くなる。
くしがはまの駅のトイレで用を足す。
冷気は消えたが結構信号に引っかかり出す。
PC7のイートインもスタッフ試走情報で閉まっているらしい。
せっかくなのでイートインのコンビニでゆっくり休みたい。
下松市調音町のセブンにイートインの席があったので休憩。
(4:32~4:54)
ホットレモンと照り焼きチキンサンドを座ってゆっくりいただく。
胸やけも消えたようだ。
ランドヌールが一人走り抜けていくのが見えた。
リスタート後22分でPC7到着。

PC7:382.3km(5:17)
ブラックサンダー系のみ買って5分でリスタート。
やっぱりイートインは閉まっていた。
次は岩国のセブン422kmが目的地。
夜がが明けていた気がする。
今回日の出は曇りで見えていない。
そういえばGPSの電池交換を忘れている。
いかんな。
適当なセブンを見つけて交換する(2分)。
が走り出して20分ほどでトイレに行きたくなる。
何所かないかな?
と思っていると前を行くランドヌールが左に曲がるのが見え、目をやるとセブンがあった。
踏切を越えてトイレ。
コースに戻って走り出すが6:52、これから欽明路峠というのにまさかのハンガーノック?
急に足の力が入らなくなっり、ふらつく。
さっきのセブンに戻るか?
「うそー!」
左手に見えた玖珂の公民館?前で止まりトップチューブバッグに3つ入っていたブラックサンダーを食べる。
ついでに自販機でボトルも補充。
目を閉じて、甘さを味わいながら噛んで飲み込む。
しばし立ったまま休憩(座るとタイツがほつれそうなコンクリートだった為)。
行けるか?とバイクにまたがりひと漕ぎしてみる。
何とか回復。
あー暖かいうどん食いたいと思うが、PC8の丸亀製麺はまだ遠い。
岩国でうどんを食べようと思いリスタート。
欽明寺峠の最初の登りに差し掛かりジワリと斜度が上がってきたのでダンシングでこなす。
斜度が落ち着きシッティングに切り替え。
山陽自動車道を越えてまた斜度がきつくなる。
前にミニベロを押す人が居た。
パスして進むと地元の人がママチャリを押し歩いて登っている。
「きついですね。」
と挨拶しながらダンシングでパスしてどうにかこうにか登りきる。
距離はないけど今回斜度が一番きつかった。
下りに入るとキューシート情報「最大勾配15%超の激下り要注意」箇所。
道は滑り止めのための深い溝が切ってあり石畳状態。
ブレーキかけつつゴツゴツとゆっくり下っていく。
今回のブルべはタイヤの耐久テストだなと改めて思う。
どうにか下って今度は県道15号に合流。
結構車のスピードが出ており左右を確認してから合流。
フー。
日が昇ってきた。
そういえばリップクリーム塗っていない。
日焼け止めも・・・ということで止まってスタッフバッグの中を1分ほど探すが見つからず。
時間の無駄だった。
諦めて岩国のセブンまで進むことに。
岩国のセブン(7:53~8:18)
念願のうどん(どんべい)をいただく。
行儀は良くないがコンビニ前に座っていただく。
5分間の待ち時間が長い。
出汁も塩分補給なので飲んでおく。
食べてからモンベルライトシェル・黒タイツを脱いでバッグにいれる。
リスタート。
ここまで来たら錦帯橋に寄らねばならぬ。
ということで記念撮影。

岩国錦帯橋
岩国錦帯橋
8:24リスタート。
交通量が多いためか道が荒れていた印象。
アスファルトが崩壊して砂利が散乱。
大きな穴などあったような気が・・・
宮島の島が見えてあと10kmでPC。
車の渋滞が始まる。
比較的道は広いので用心しながら進んでいく。
連休なので旅行中のサイクリストと多くすれ違う。
道路を隔てると結構距離はあるけど、皆さんと挨拶をしてすれ違う。
改めて瀬戸内はサイクリングには適した気候なのだと思う。
山陰ではすれ違わなかったような気がする。

PC8:445km(9:36)
ファミマに到着。
丸亀製麺は始まっておらず。
プリンを食べる。
スニッカーズとブラックサンダーも補充。
ウィンドベスト・春秋グローブを外す。
写真を撮ってからリスタート。

PC8宮島
PC8宮島
一応仮眠ポイントとして考えていた海沿いの公園に差し掛かる。
釣り客がいた。
ベンチは空いていたが眠気が無いので通り過ぎる。
次のPCが60km先なので途中どこかで一回休憩予定。
が、ここから読めてなかった信号峠。
広島のイオンを抜けて船越峠まで少なくとも25回は信号で停車。
400kmを超えたあたりから右足のアキレス腱炎が悪化してきていたがしょうがない。
我慢しながらのろのろとストップ・スタートを延々と繰り返す。
最後の方は
「またかよ・・・」
と止まるたびに一人でつぶやいていた。
それでも広島平和記念資料館では記念撮影。
広島平和記念資料館
広島平和記念資料館
よくも自転車で来たもんだと思う。
残り150km程なので距離はそんにないが・・・・
船越峠を越えてようやく信号峠脱出。
この間の平均速度は15.7km/h。
神戸の信号峠とほぼ一緒か?
昼なのでセブン広島船越4丁目でお昼ご飯。
お握り2つと麦茶補充。
梅のおにぎりが無く仕方なく鮭とツナ。
おばちゃん2人が先客でイートインにおられた横でサクッと食べてリスタート。
しばらく旧道:安芸山陽道を快適に進むが瀬野から2号線に合流。
ここから猛スピードで唸るトラック・乗用車の横、大山峠を登っていく。
今回ここが一番怖かった。
路肩の幅が狭い場所が多いうえ、登りなので?トラックはスピードを落とさずギリギリ横を通っていく。
広島の人?運転怖ぇー。
路肩には砂利が転がっておりまたしてもタイヤにとっては過酷。
途中少々曇ってきたのと、山間に入ってきて肌寒いので防風ベストとグローブをはめる。
約11kmの登りを終えて東広島市に。
ファミマ西高屋町は広島ブルべで寄った事があるので懐かしいが、
今ある場所からあの時の景色まではどう行けばいいのか土地勘がないのでさっぱりわからない。
GPSを頼りに進んで行く。
西条ICをくぐったあたりで記憶と一致。
なるほど。
程なくPCに到着。

PC9:504km(13:30)
峠で抜かされたランドヌールが休憩中。
手前のセブンイレブンと間違えそうだったらしい。
前回はモンスターエナジーを投入したが、今回はバナナ一本。
店内での買い物から戻ると出発されてた。
サクッと食べて最後の登りへリスタート。
アップダウンが続く記憶だったので焦らずに進んで行く。
程なく広島空港の誘導灯が見えて一応ピークか?と思いウィンドベストの前を下りに備えてきっちり閉めるが、
もう一回ほどピークがありゆるゆると登って、
落ちるような下りに入っていく。
途中歩道に真砂土が浮いており左を見ると砂防ダムが真っ黄色。
豪雨被害かと思いながら下っていく。
結構下って下ってようやく平坦に。
なんだかお腹が減ってきた・・・・
どこかに「すきや」はないかな?と思いつつコンビニを通りすぎる。
と丸亀製麺があったので吸い込まれる。
(15:15~27)
先客はおらず。
肉うどん並み・お稲荷さんをいただく。
注文してから肉を焼くようで、そうだったっけ?と思いつつしばし待ち。
汁をかけていただく。
出汁を飲むとぬくもりが胃袋に染みわたる。
美味い!
「あ~」
と声が漏れる。
体が冷え切っていたのだと思う。
うどんを座っていただいた後エネルギーが戻ってきたような気がした。
そういえばまたしても向かい風?だったようだが後16km程で最後のPC。
三原の街を通り抜けていく。
そういえば今回初めて三原駅を見た。
旧道を通り2号線に復帰合流。
何回目か?尾道を目指す。
尾道に入るとやはりサイクリストが多い。
すれ違い時に挨拶をしていく。
改めて挨拶っていいなと思う。
尾道の駅前に到着するとコース上がお祭り中。
警備にいた警察に聞くとやっぱり乗っていはいけないらしいので押して進む。
港の写真を撮っておきたかったが人が多いのでやめておく。
歩くと右足のアキレス腱炎が痛い。
歩行者天国区間を抜けてPCを探すがGPSの位置がずれたらしく見つからない。
土地の人ぽいおばちゃんにもう少し先と教えてもらいやっと到着。

PC10:548km(16:42)
ランドヌールの方が一人おられました。
バイクラックに自転車をかけようとしたがかからず。
置く場所ないので階段の横に止める。
チロルチョコを購入したような・・・・
6分ほどでリスタート。
福山を目指す。
津之郷橋東詰で左折して福山市内に入りまたしても信号にひっかり始める。
最後休憩でセブン福山南蔵王3丁目によってプロティン注入しておく。
が速すぎたか?
ここから2号線に復帰してからが意外と長かった。
2号線は大山峠に比べると走りやすいし、車もあれほどスピードは出ていなかったように思う。
相変わらず自転車旅行中の人らしい人とすれ違う。
救急車ともすれ違う。
確か行きがけも救急車に会ったよなと思う。
笠岡の辺りの路面も荒れている所があったような気がする。
水はけのよいアスファルトなのかどうかわからないが結構な穴があり冷や冷や。
鴨方の綺麗な駅舎を左手に見る。
まだかぁ。
遠いなぁ。
国道429号に分岐するところで分からなくなりしばしGPSで確認。
リスタートして綺麗な道を進み・・・

ゴール:601km(19:34)
到着。
先着されていたランドヌールに挨拶して、第一会議室の場所を教えていただく。
一応鍵をしておく。

到着
到着
会議室でゴール受付を済ませてオダ近バッジ購入。
36時間台なので嬉しい誤算。
少しは成長したか?
BRM427新倉敷
BRM427新倉敷

スタッフの方・出走された方々ありがとうございました。
感謝!

その後新倉敷の駐車場までGPSをセットして駐車場へ到着。
タイツの上にジャージを履く。
フェイシャルタオルで顔・首を拭く。
自転車を車に入れて寝ようと思ったが寝られない。
新幹線の通過音が結構激しい。
眠くないので王将で餃子・中華飯のセットをいただく事に。
胸やけはなし。

後は注意しながら家まで帰ってシャワーを浴びて就寝。
これにてブルべ終了。

課題・メモ
オダ近バッジの購入500円を小銭で用意しておく。
薬・リップクリーム・ティッシュなど食品小袋に小分けにしてスタッフバッグに入れたが、
電池とリップクリームの形が同じでリップクリームが見つからなかった。

食品用小袋
食品用小袋
スマホのバッテリー残量36%程度で、2日は持つ。
交換電池を食品小袋+養生テープでまとめるとよかった。
ドイターレースをやめてみた事とホイール交換で-800gは今回大きかったのではないか?
舗装道路もグラベル状態の時があるので気を付けないと。
ドライナミックのおかげで上は汗冷えなし。

ウェア
ドライナミック、自転車用ジオライン、パールイズミ(サーモドレス ネオ)、パールイズミ防風ベスト、モンベルライトシェル。
シマノツーリング メンズサイクリングハーフグローブ、TIGORAの春秋グローブ。
パールイズミのタイツ(Super THERMAFREEC+)、Piedo Free Fit ゆったりレギンス 大きいサイズ のびのび設計 日本製 股ズレ防止。
SH-RT500ML ビンディングシューズ。
靴下はパールイズミ。