「サドルバッグ」カテゴリーアーカイブ

BRM427倉敷600km 長州征討の記録

平均(休憩含む) 最大
速度 16.5km/h 57.3km/h
心拍数 132bpm 187bpm
ケイデンス 67rpm 106rpm
走行距離 604.43km
走行時間 36時間34分31秒
総走行距離 20593km 獲得標高5899m
消費カロリー 13443cal 気温6~17度

防寒対策としていい経験となった今回のブルべ。
最初にまとめておくと、気温6~17度は手元のモンベル温度計を見た記憶。
気象庁の津和野の27日最低気温が4.7度なので、大体合っているのではないかと思う。
今回道脇の温度計の最低は島根から山口への野坂峠を登っている時の5度(ある方は2度とか言われていたが?)。
一番寒さを感じたのは、山口の木戸峠から下った後のPC6ファミマ。
すきやと女性用黒タイツで助かった。
次が広島から島根への三坂峠下り。
この時は一緒に走っていた方のアドバイスで防風ベストを着たので助かった。
その次が野坂峠の下り。
この時は下り始める前に道の駅 願成就温泉の駐車場の街灯の元、モンベルライトシェルを着込んだ。

ルートはおおよそ以下の感じ。
私家版ルートで若干違うので注意。
ルートをキューシートから紙地図に起こす際、コメントをルートラボに登録しておくために利用。

峠名
峠名

出発時に話を戻す。
前日20時に布団に入ったが、入眠導入剤のおかげでよく寝られたのではないかと思う。
0時40分頃目が覚めるが再度寝て3時半に目覚ましで起きる。
身支度、軽食を済ませて家から1時間ちょうど、
5時35分にタイムズ新倉敷駅前第2到着。
心配だったが、結構空いていた。
帰りの28日の夜はほぼ満状態。
連休始めの早朝は行けそうだが連休中日は期待しない方がよさそうだ。

駅の東にあるトイレで用を足して
コンビニで水を購入。
車に戻る途中AR四国のジャージを着た方、昨年の大仙ブルべでも一緒だった方に出会う。
帽子を被っておられたので最初誰だか?分からなかった。
と言ってもたぶんお互い、名前をまだ知らない。
けれど知った顔がいると楽しくなる。
ちょっと話して車に戻る。
クッキーを食べて水飲んでしていると6時頃。
自転車を出して、ピンディングシューズに履き替えて忘れ物がないかチェックして・・・
集合場所の新倉敷駅北口へ。

既に結構な数のランドヌールがいた。
挨拶してまたトイレに行ってしているとスタッフの方が来られて受付開始。

新倉敷駅
新倉敷駅

ブルべカードの名前と住所を確認してまたしばし待ち。
再度トイレに行って待ち。
結構寒い。

新倉敷駅
新倉敷駅
温度計は10度ぐらい。

ウェアは春秋に、自転車用のジオライン+防風ベスト。
グローブはシマノの指切り+春秋グローブ(ボロ)。
シマノの指切りグローブのパッドがあまり衝撃吸収しない奴だったのでちょっと不安。
結果掌が少々痛くなったが痺れはなし。
+春秋グローブは着脱が直ぐできるので凄く良かった。

時間になって出発。
凄く速いNさんが先頭に。
直ぐに見えなくなった。
25時間台で完走らしい。

序盤は信号で止まると後に車列が繋がる。
無理に走らず流れに任せて走っていく。
なので行きのR2は随分短く感じられ、走りやすかった。
福山に入り北上。
ここからの信号で車列が千切れだし、徐々にいい感じにばらけてくる。
朝の寒さも日があるので暑いぐらいに。
途中コンビニで停車してウィンドベストを脱ぐ。
リスタート後、再度信号で車列に入る。
結局PC1まではそんな感じ。

PC1:60.1km(9:46)
大福を食べてドリンクを補充してリスタート。
ここから新山へ登り。
PC2は登り下り40km先なので結構遠い。
自然と車列が出来るが無理はせず。
向かい風が結構ある。
40km先までコンビニが無い?と思っていたが世羅の街に入るとコンビニもあった。
ディスカウントスーパーもあり。
先頭になったり誰かの後ろになったり。
途中リュックを背負った方に
「風強いですね~!」
と颯爽と追い抜かれあっという間に見えなくなる。
ようやくPC2に到着。

PC2:110.7km(12:32)

PC2セブン甲田町
PC2セブン甲田町
肉と卵丼系を食べたかったので暖かいお茶と、カツとじ丼?を食べる。
コンビニの丼系は食べるのに具を上に掛けないといけないので少々失敗。
2滴ほどこぼしたがまあ成功。
スプーンで食べるというより流し込む。
颯爽と抜かれた先ほどのリュック方が隣にいたのでちょっとバイクの事を話す。
ホイールはカンパニョーロの綺麗なクロモリバイク。
当然先に出発されるので
「お気をつけて」
と見送る。
「また会いましょう」
と言われるが
「いやいや、速いからこれが最後だと思います」
謙遜されて否定されるが、
この方とはPC4:202.3kmにこちらが到着したらちょうど出発される所で再開。

安芸に入り寄ってみたかった、安芸高田市歴史民俗博物館へ。
中には入らないが郡山城の案内版をちょろっと見学。

安芸高田市歴史民俗博物館
安芸高田市歴史民俗博物館
ラインで女房に写真を送信しようとたが、できなくて断念。
アプリのバージョンが上がって操作が変わったらしい。

リスタート。
土師ダムは広島300kmでのスタート・ゴール地点。
千川からは走ったことがある。
懐かしいなーとぼちぼち走る。
相変わらず向かい風。
久々根峠を登って下って懐かしの駐車場。
後PCまで24km程あるのでトイレに行っておく。
リスタート。
が、蔵迫のローソン(14:27)でお茶を補充。
ブラックサンダー抹茶補給。
結構バテている。

PC3:151km(15:06)
セブン広島大朝町店に到着。
ブルべぬいぐるみ同盟のムーミンさんと話す。
ムーミンさんとはペースが合うらしくPC5ぐらいまで抜かし抜かれつ。
三坂峠からの下りが寒い・水越峠のUPDOWNが結構しんどいとの情報をいただく。
実際三坂峠の下りは思ったよりも厳しい冷えだったので助かった。
ありがとうございました。

結構カロリー消費が多いのでイチゴジャムパンと赤ペプシで糖質補給。
大福はトップチューブバックへ。
しかしマーガリンはちょっと要らなかった。
リスタートして進む。
向かい風が厳しい。
三坂峠はゆるゆるとムーミンさんと話しをしながら登る。
フロントシングルにしているのでお話を聞かせていただく。
勉強になりました。
下る前にグローブ・ウィンドベストを着込むのでムーミンさんとお別れ。
つづら折りの下りで、完全に地図を読み間違えていたらしい。
つづら折りの登りだとばかり思っていたのだが逆だった。
地元のローディー達らしき集団が登っている。
いい感じの練習コースらしい。
ウィンドベストを着込んでいても冷たい感じはしてトイレに行きたくなる。
麓におりてきょろきょろしながら進むがない。
それにどこもきれいに下草が刈ってあり、また結構車が走るのでそこら辺でとは・・・
と、旅館?らしきお店があったので戻ってトイレをお借りする。
ありがとうございました。
PC4までは距離はないが確かにUP・DOWNが厳しい。
196kmの高平山からは下り。
一挙に下ってPC4へ。
ルートが旧道を通っているので地元の雰囲気を少しだけ味わう。

PC4:202.3km(17:52)
ローソン浜田田町店に到着。
直ぐ手間にローソンがあり間違えやすい。
事前のGoogleアース+ストリートビューでのチェックは必要だなと思う。
向かい風の割にはとても良いペースで200kmを走っている。
PC4ローソン浜田
晩飯はペペロンチーノ大と野菜ジュースと決めていたので迷わず購入。
イートインも空いていたので助かった。
座って食べられるのはありがたい。
しっかり休憩したのち18:15に出発。
これから夕日が綺麗な道を進むコース。
車の少ない旧道なので走りやすい。
途中凄くきれいな浜田マリン大橋があった。
9号線に復帰して益田までアップダウンの道のり。
これも広島300で逆だけど走ったことのある道。
UP・DOWNは覚悟していたが、前よりは自分がマシになったか?
そういえば山口と比べると道が綺麗だった気がする。
もうそろそろUP・DOWNは終わりかな?
と思ってまた登るのは結構しんどい。
それを2回ほど繰り返してPC5へ到着。

PC5:243km(20:16)
ローソンポプラ益田乙吉店。
お腹はいいけどこれから登りなので糖質補給。

PC5 益田
PC5 益田
寒くなってきた。
休み過ぎると冷えるので15分ほどで出発。
白のクロモリで会った方とまたしても再開。
「どこまで着るのか難しいですね。」
と言われていた。
因みに温度計は10度ぐらいだったと思う。
まだ適応範囲なので、ウィンドベスト・秋冬グローブで進んでいく。
と、水を補充するのを忘れていたことに気が付く。
ムーミンさんとまた一緒になったがそれでお別れ。
途中の自販機で補充。
リスタートしてから一人旅の夜間走行。
事前調べでは281kmがピークなので、
じわりじわりと登っていくといっても斜度はない。
軽いギアでするすると進む。
「道の駅にちはら」か、ローソンで一旦トイレ休憩しようと思っていたが、ローソンになった。
「道の駅にちはら」はとても大きかった。
スニッカーズとブラックサンダーを買っておく。
トップチューブバックがいっぱいになってきた。
道の温度計は5度。
手元の温度計はまだそこまでではなさそう。
それに登りなので問題はない。
GPSだけを頼りに夜の山道を進んでいく。
車が途切れると山側から「パキパキ、パキパキ」と動物が枯れ枝を踏む音が聞こえてくる。
津和野の看板が見えて大きな鳥居が右手に見えた。
津和野は自転車では初めて。
右下に見える夜の街を見てみたかったが結構9号線から下るようなので諦めた。
野坂峠は「長い石垣が続く趣のある峠」とツーリングマップルに記載されていたので楽しみにしていたが
夜のためか?全く見られず。
トンネルを抜けて本格的に下る前、
寒いので願成就温泉の駐車場の街灯の元、
モンベルライトシェルを着込んだ。
次の目的地は288km地点のセブン。
ここではトイレだけ借りたか?ブラックサンダーを購入したか?記憶が抜けている。
道が悪い印象が強い。
道路のつなぎ目をコールタールで埋めてはいるが、
まるで線路の上を走る汽車のようにガタンゴトンと進んで行く。
時に大きな穴ぼこがありガシャンと衝撃が来る。
パンクしないか?とひやひやしながらスピードは控えめに下る。
道の駅御堂原にトイレがあったので用を足す。
冷えるのでトイレが近い。
温度計は6度ぐらいか?
木戸峠のトンネルを抜けると右折して下りになるので注意しながら下る。
この道も結構穴があり冷や冷やもの。
左のラインを外さないようにブレーキを利かせながら下っていく。
抜重しながらの下りは結構疲れた。

PC6:323.8km(0:55)
ファミマにやっと到着。
ランドヌールが外でカップめんを食べておられました。
スタッフの方の試走情報で知ってはいたが、やっぱりイートインは使えないらしい。
この寒さだと外で暖かい物食べても駄目だった(蒜山)ので、
ちょっと進んだコース上にあるすき家で暖を取るべくお茶だけ入れ替えて進む。
GPSを復路のルートに変更。
後300kmを切っている。
(1:16~1:36)すき家で休憩と夜食と暖を取る。
助かった。

山口すきやで夜食
山口すきやで夜食
ミニご飯とトン汁。
少々胃がむかついてきたので胃薬も飲んでおく。
今回胃薬は3袋持ってきたので安心。
湿っていたウェアも暖かくなったのでリスタート。
因みにこの地で投宿・ネットカフェでの仮眠をされた方が多いらしい。
投宿はやった事がないのでわからないが、記録を見ると、ここからゴールまでの平均は15.3km/hだった。
3時間半貯金はあるが・・・いつか投宿してはみたいが果たして寝られるか?
無理に投宿することはないのだが。
今回はどこかで眠たくなったら・・・「お日様の下」でとは思っていたが、
一徹であれば大丈夫だったので行けるところまで行くことに。

が、走るのをやめると寒い。
震えが来ている。
このまま走り続けるとかなり消耗すると思い
持ってきていた女性用黒タイツを途中のローソンで止まって着用(所要時間7分。1:48リスタート)。
温い!
こんな薄い一枚でここまで違うとは驚き。
問題は下だったのか。
予想外な原因に驚く。
モンベルライトシェル・女性用黒タイツは、7:50頃岩国錦帯橋のセブンまで着用。

が、目の充血がひどいので信号で止まったら目を瞑って休憩。
PC7までは50km程なのでどこかで休憩する予定。
ここからはコンビニの心配はないのでざっくりと下調べしているだけ。
道の駅ソレーネ周南が見えてきて寄るかどうか迷う。
手前にセブンがあるので・・・・
どっちにしようか迷ったが道の駅に寄ってみる。
残念。
外に椅子はあったが寒いので座る気にならない。
自販機でココアのつもりがコーヒーになる。
疲れている。
5分ほどでリスタート。
海が近くなり周南市あたりか?どこかで冷気が消えたように思う。
周南市遠石の交差点では、左手のスタンド併設されたドトールコーヒーが開いていた。
コーヒーを飲むと利尿作用でトイレが近くなる。
くしがはまの駅のトイレで用を足す。
冷気は消えたが結構信号に引っかかり出す。
PC7のイートインもスタッフ試走情報で閉まっているらしい。
せっかくなのでイートインのコンビニでゆっくり休みたい。
下松市調音町のセブンにイートインの席があったので休憩。
(4:32~4:54)
ホットレモンと照り焼きチキンサンドを座ってゆっくりいただく。
胸やけも消えたようだ。
ランドヌールが一人走り抜けていくのが見えた。
リスタート後22分でPC7到着。

PC7:382.3km(5:17)
ブラックサンダー系のみ買って5分でリスタート。
やっぱりイートインは閉まっていた。
次は岩国のセブン422kmが目的地。
夜がが明けていた気がする。
今回日の出は曇りで見えていない。
そういえばGPSの電池交換を忘れている。
いかんな。
適当なセブンを見つけて交換する(2分)。
が走り出して20分ほどでトイレに行きたくなる。
何所かないかな?
と思っていると前を行くランドヌールが左に曲がるのが見え、目をやるとセブンがあった。
踏切を越えてトイレ。
コースに戻って走り出すが6:52、これから欽明路峠というのにまさかのハンガーノック?
急に足の力が入らなくなっり、ふらつく。
さっきのセブンに戻るか?
「うそー!」
左手に見えた玖珂の公民館?前で止まりトップチューブバッグに3つ入っていたブラックサンダーを食べる。
ついでに自販機でボトルも補充。
目を閉じて、甘さを味わいながら噛んで飲み込む。
しばし立ったまま休憩(座るとタイツがほつれそうなコンクリートだった為)。
行けるか?とバイクにまたがりひと漕ぎしてみる。
何とか回復。
あー暖かいうどん食いたいと思うが、PC8の丸亀製麺はまだ遠い。
岩国でうどんを食べようと思いリスタート。
欽明寺峠の最初の登りに差し掛かりジワリと斜度が上がってきたのでダンシングでこなす。
斜度が落ち着きシッティングに切り替え。
山陽自動車道を越えてまた斜度がきつくなる。
前にミニベロを押す人が居た。
パスして進むと地元の人がママチャリを押し歩いて登っている。
「きついですね。」
と挨拶しながらダンシングでパスしてどうにかこうにか登りきる。
距離はないけど今回斜度が一番きつかった。
下りに入るとキューシート情報「最大勾配15%超の激下り要注意」箇所。
道は滑り止めのための深い溝が切ってあり石畳状態。
ブレーキかけつつゴツゴツとゆっくり下っていく。
今回のブルべはタイヤの耐久テストだなと改めて思う。
どうにか下って今度は県道15号に合流。
結構車のスピードが出ており左右を確認してから合流。
フー。
日が昇ってきた。
そういえばリップクリーム塗っていない。
日焼け止めも・・・ということで止まってスタッフバッグの中を1分ほど探すが見つからず。
時間の無駄だった。
諦めて岩国のセブンまで進むことに。
岩国のセブン(7:53~8:18)
念願のうどん(どんべい)をいただく。
行儀は良くないがコンビニ前に座っていただく。
5分間の待ち時間が長い。
出汁も塩分補給なので飲んでおく。
食べてからモンベルライトシェル・黒タイツを脱いでバッグにいれる。
リスタート。
ここまで来たら錦帯橋に寄らねばならぬ。
ということで記念撮影。

岩国錦帯橋
岩国錦帯橋
8:24リスタート。
交通量が多いためか道が荒れていた印象。
アスファルトが崩壊して砂利が散乱。
大きな穴などあったような気が・・・
宮島の島が見えてあと10kmでPC。
車の渋滞が始まる。
比較的道は広いので用心しながら進んでいく。
連休なので旅行中のサイクリストと多くすれ違う。
道路を隔てると結構距離はあるけど、皆さんと挨拶をしてすれ違う。
改めて瀬戸内はサイクリングには適した気候なのだと思う。
山陰ではすれ違わなかったような気がする。

PC8:445km(9:36)
ファミマに到着。
丸亀製麺は始まっておらず。
プリンを食べる。
スニッカーズとブラックサンダーも補充。
ウィンドベスト・春秋グローブを外す。
写真を撮ってからリスタート。

PC8宮島
PC8宮島
一応仮眠ポイントとして考えていた海沿いの公園に差し掛かる。
釣り客がいた。
ベンチは空いていたが眠気が無いので通り過ぎる。
次のPCが60km先なので途中どこかで一回休憩予定。
が、ここから読めてなかった信号峠。
広島のイオンを抜けて船越峠まで少なくとも25回は信号で停車。
400kmを超えたあたりから右足のアキレス腱炎が悪化してきていたがしょうがない。
我慢しながらのろのろとストップ・スタートを延々と繰り返す。
最後の方は
「またかよ・・・」
と止まるたびに一人でつぶやいていた。
それでも広島平和記念資料館では記念撮影。
広島平和記念資料館
広島平和記念資料館
よくも自転車で来たもんだと思う。
残り150km程なので距離はそんにないが・・・・
船越峠を越えてようやく信号峠脱出。
この間の平均速度は15.7km/h。
神戸の信号峠とほぼ一緒か?
昼なのでセブン広島船越4丁目でお昼ご飯。
お握り2つと麦茶補充。
梅のおにぎりが無く仕方なく鮭とツナ。
おばちゃん2人が先客でイートインにおられた横でサクッと食べてリスタート。
しばらく旧道:安芸山陽道を快適に進むが瀬野から2号線に合流。
ここから猛スピードで唸るトラック・乗用車の横、大山峠を登っていく。
今回ここが一番怖かった。
路肩の幅が狭い場所が多いうえ、登りなので?トラックはスピードを落とさずギリギリ横を通っていく。
広島の人?運転怖ぇー。
路肩には砂利が転がっておりまたしてもタイヤにとっては過酷。
途中少々曇ってきたのと、山間に入ってきて肌寒いので防風ベストとグローブをはめる。
約11kmの登りを終えて東広島市に。
ファミマ西高屋町は広島ブルべで寄った事があるので懐かしいが、
今ある場所からあの時の景色まではどう行けばいいのか土地勘がないのでさっぱりわからない。
GPSを頼りに進んで行く。
西条ICをくぐったあたりで記憶と一致。
なるほど。
程なくPCに到着。

PC9:504km(13:30)
峠で抜かされたランドヌールが休憩中。
手前のセブンイレブンと間違えそうだったらしい。
前回はモンスターエナジーを投入したが、今回はバナナ一本。
店内での買い物から戻ると出発されてた。
サクッと食べて最後の登りへリスタート。
アップダウンが続く記憶だったので焦らずに進んで行く。
程なく広島空港の誘導灯が見えて一応ピークか?と思いウィンドベストの前を下りに備えてきっちり閉めるが、
もう一回ほどピークがありゆるゆると登って、
落ちるような下りに入っていく。
途中歩道に真砂土が浮いており左を見ると砂防ダムが真っ黄色。
豪雨被害かと思いながら下っていく。
結構下って下ってようやく平坦に。
なんだかお腹が減ってきた・・・・
どこかに「すきや」はないかな?と思いつつコンビニを通りすぎる。
と丸亀製麺があったので吸い込まれる。
(15:15~27)
先客はおらず。
肉うどん並み・お稲荷さんをいただく。
注文してから肉を焼くようで、そうだったっけ?と思いつつしばし待ち。
汁をかけていただく。
出汁を飲むとぬくもりが胃袋に染みわたる。
美味い!
「あ~」
と声が漏れる。
体が冷え切っていたのだと思う。
うどんを座っていただいた後エネルギーが戻ってきたような気がした。
そういえばまたしても向かい風?だったようだが後16km程で最後のPC。
三原の街を通り抜けていく。
そういえば今回初めて三原駅を見た。
旧道を通り2号線に復帰合流。
何回目か?尾道を目指す。
尾道に入るとやはりサイクリストが多い。
すれ違い時に挨拶をしていく。
改めて挨拶っていいなと思う。
尾道の駅前に到着するとコース上がお祭り中。
警備にいた警察に聞くとやっぱり乗っていはいけないらしいので押して進む。
港の写真を撮っておきたかったが人が多いのでやめておく。
歩くと右足のアキレス腱炎が痛い。
歩行者天国区間を抜けてPCを探すがGPSの位置がずれたらしく見つからない。
土地の人ぽいおばちゃんにもう少し先と教えてもらいやっと到着。

PC10:548km(16:42)
ランドヌールの方が一人おられました。
バイクラックに自転車をかけようとしたがかからず。
置く場所ないので階段の横に止める。
チロルチョコを購入したような・・・・
6分ほどでリスタート。
福山を目指す。
津之郷橋東詰で左折して福山市内に入りまたしても信号にひっかり始める。
最後休憩でセブン福山南蔵王3丁目によってプロティン注入しておく。
が速すぎたか?
ここから2号線に復帰してからが意外と長かった。
2号線は大山峠に比べると走りやすいし、車もあれほどスピードは出ていなかったように思う。
相変わらず自転車旅行中の人らしい人とすれ違う。
救急車ともすれ違う。
確か行きがけも救急車に会ったよなと思う。
笠岡の辺りの路面も荒れている所があったような気がする。
水はけのよいアスファルトなのかどうかわからないが結構な穴があり冷や冷や。
鴨方の綺麗な駅舎を左手に見る。
まだかぁ。
遠いなぁ。
国道429号に分岐するところで分からなくなりしばしGPSで確認。
リスタートして綺麗な道を進み・・・

ゴール:601km(19:34)
到着。
先着されていたランドヌールに挨拶して、第一会議室の場所を教えていただく。
一応鍵をしておく。

到着
到着
会議室でゴール受付を済ませてオダ近バッジ購入。
36時間台なので嬉しい誤算。
少しは成長したか?
BRM427新倉敷
BRM427新倉敷

スタッフの方・出走された方々ありがとうございました。
感謝!

その後新倉敷の駐車場までGPSをセットして駐車場へ到着。
タイツの上にジャージを履く。
フェイシャルタオルで顔・首を拭く。
自転車を車に入れて寝ようと思ったが寝られない。
新幹線の通過音が結構激しい。
眠くないので王将で餃子・中華飯のセットをいただく事に。
胸やけはなし。

後は注意しながら家まで帰ってシャワーを浴びて就寝。
これにてブルべ終了。

課題・メモ
オダ近バッジの購入500円を小銭で用意しておく。
薬・リップクリーム・ティッシュなど食品小袋に小分けにしてスタッフバッグに入れたが、
電池とリップクリームの形が同じでリップクリームが見つからなかった。

食品用小袋
食品用小袋
スマホのバッテリー残量36%程度で、2日は持つ。
交換電池を食品小袋+養生テープでまとめるとよかった。
ドイターレースをやめてみた事とホイール交換で-800gは今回大きかったのではないか?
舗装道路もグラベル状態の時があるので気を付けないと。
ドライナミックのおかげで上は汗冷えなし。

ウェア
ドライナミック、自転車用ジオライン、パールイズミ(サーモドレス ネオ)、パールイズミ防風ベスト、モンベルライトシェル。
シマノツーリング メンズサイクリングハーフグローブ、TIGORAの春秋グローブ。
パールイズミのタイツ(Super THERMAFREEC+)、Piedo Free Fit ゆったりレギンス 大きいサイズ のびのび設計 日本製 股ズレ防止。
SH-RT500ML ビンディングシューズ。
靴下はパールイズミ。

2017BRM909津山400㎞

平均(休憩含む) 最大
速度 17.2km/h 59.3km/h
心拍数 142pm 190bpm
ケイデンス 72rpm 105rpm
走行距離 413.56km 獲得標高4787m(GPS)
走行時間 23時間55分13秒 休憩3時間23分程度(PC・通過チェック・休憩回数24回)
総走行距離 10783m
消費カロリー 9463kcal 気温度14~29度

前日さっさと寝たが、0時過ぎに目が覚めてしまう。
2時起床予定だったので横になっていたが、1時半に起きてしまう。
ロールパン6個と、野菜ジュース750ml一本が朝食。
今日は野菜が取られないので。
2時40分過ぎに車で出発。
鏡野町役場へは4時頃着。
ブルべライダー達がすでに終結模様。
ブリーフィングでは、岡山のマニアックな常連さんは参加していないとの事。
「初心者用400kmです。」
「峠もそんなに高くないし。」
自分も初400kmとしては走れそうなコースだったので納得。
それにしても、岡山のマニアックな常連さんがこのコース走ったらどんなタイムが出るのやら・・・・・

ウェアと持ち物。
モンベル腹巻+ジオライン薄手+サイクルシャツ+ウィンドベスト。
下はコールドブラック。
主な荷物は、トピークのバックローダに、
スペアタイヤ、秋用タイツ、ライトシェルサイクルジャケット、
とツール缶の中身、輪行セット。
ドイターレースに、
いつもの救急セット、スペア電池、補給食の予備、チューブ2本、
後は貴重品等。
ドリンクボトルは1本。
補充した際、中身が余ったペットボトルを入れておくためのスペースとして、1つのホルダは空き状態。
ヘルメットにモンベルの日除け装着済み。

たぶん総重量は3kg行くか行かないか?ぐらい。
バックローダは荷物込みで2.1kgだった。
秋用タイツ、ライトシェルサイクルジャケットを省けば500g軽量化できるのだが・・・・
悩みに悩んで、結局持っていくことにした。
この二つがあれば軽い雨程度ならば大丈夫というレベルの防寒対策。
帰路、新庄の下りの時に13~14度は寒かろうという考え。
これが結局「吉」となった。

さて、受付、車検後、コンビニへトイレダッシュ。
ブリーフィング後、5時スタート。
いよいよ400kmの旅の始まり。

BRM909 受付
BRM909 受付
まずは距離90kmで峠越え。(※貼り付けているルートラボのデータは管理人が走行プランを作るために書いたものですので正式なものではありません。)

と言っても斜度はきつく無いはずなので。

が、早速機材トラブル。
サイコンの速度とケイデンス表示が点滅に変わった。
電池切れ前のサイン。
マジ?前の正月ブルべでは心拍計の方が点滅したけど・・・・
結局一年持たないようだ。
途中コンビニで買って・・・・と考えているうちにどんどん進む。
あ、ヘルメット尾灯の予備の電池があるではないか!
でも交換するの時間がもったいない・・・・
行けるところまで行くか???
ということを260kmぐらい考えていたけどこれってちょっと悩み過ぎなんじゃない?
と今だと思う。
結局点滅しだして約24時間持ったようだけど、昼間は点灯に変わっていた。
要は、電池残量が少ない所に冷えて点滅しだしたというわけで・・・・
しかし、何でブルべの時なんだ?不思議でしょうがない。

それはさておき、勝山駅でひとまずトイレと、水の補充。
再出発して快調に進んでいく。
やはり知った道は走り易い。
途中、先の広島300kmで出発前に話した若いお兄ちゃんに抜かれる。
「PCで合いましょう」
と言われたが、会ったのはPC1が最後。
後は、PC1の後しばらく後ろを走ったが、それ以降姿も見えませんでした。
そして岡山の代表・副代表追いつかれ、新庄のメルヘンの里道の駅まで後ろを走っていたが
こちらの再度トイレ休憩+補給で分かれる。
再出発して四十曲トンネルまでゆっくり登ってそこから下り。
いつも思うけど、先に行かれた人の後を追いかけても、よほどのことが無い限り姿は全く見えない。
止まる、イコール、1メートルも進まない事の大きさを感じる。
下りは、気をつけて!と知り合いに言われていたのでゆっくり目のはずが・・・・
気持ちよくスピードが出る。
が、路面が荒れている場所、またコンクリート舗装で凸凹の道があり
ブレーキをかける。
ガーミンが、ホルダから半分飛びだして、落ちそうになる。
かなり凸凹。
つづら折りの箇所で旅行中のランドナーの人が手を挙げて挨拶してくれたが手を離せるような状態にあらず。
それでも快調に飛ばして根雨まで下る。
PC1まで下りなので、順調に距離を延ばす。
平均23.7km/h。
出来過ぎだ。
数日前からビオフェルミンを飲んで腹の調子を整えてきたかいがあった。
が、今日は少々頭が痛い。
たぶん連日のエアコンの冷風でやられたせい。
暑い中走っていれば治るかな?と思いつつ走る。
PC1では6分停車。

この先111km付近でコースを外れて、おなじみ、すき家で昼の予定。

先に補給をされていた岡山代表に自分の服装を「暑かろう?」と言われる。
確かに。
徐々に脱いでいく作戦なので・・・・

サクッと出発して暫く広島300kmで知ったお兄ちゃんの後を走るが
、スタート時の加速も早ぇー。
直ぐに離される。
それでも信号に直ぐ引っ掛かり追い付く。
それを何度か繰り返し、最後は自分だけ信号に引っかかり後はまた一人旅。
プラン通り111km地点でコースを外れてすき家へ。
すき家で食べながらジオライン薄手を脱ぐ。
すき家は19分+コースを外れて戻る4分程度で約23分の休憩。
今回は結構時間がかかった。
というのは、とん汁たまごセットを食べたので。トン汁が熱かった。
まあ、900kcalの補給なので良しとするか?
塩分もいっぱい取れるし。
そのせいか?今回塩分タブレットはの消費は400kmで6個。

リスタート。
コースを外れたところまで戻り、ベタ踏み坂を目指す。
今回、一体自分はどこまで走れるのか?600kmの時仮眠はどれほど取れそうなのか?
を知りたいのもあって写真は諦めた。
ベタ踏み坂では一緒になったランドヌールがやっぱり写真を撮っていました。
でも、ベタ踏み坂の橋の上からの宍道湖の風景の方が絵画の世界のようで、とても印象的だった。
景色の良いコース設計に感謝!

加賀神社のチェックポイントで写真を撮る。
11時33分?(たぶんこれはあっていると思うが、GPSの時刻が変。1970年になってる・・・)

加賀神社
加賀神社

次は大平山158mを登て、PC2へ。
この大平山、結構しんどかった。
PC2(島根大学前のファミマ)へは12時過ぎ着。
ここまでの平均速度は21.2km/h。
海岸のアップダウン(日本海の海岸線の絶景は堪能できたが)と大平山に削られたようだ。
ジオラインの腹巻を脱いで、バックローダのドローコードでジオラインのシャツと束ねる。
走っているうちに乾くので、夜に着込む予定。

PC2では、PC1で抜いたは岡山代表・副代表が先に休憩中。
すき家の牛丼の23分の休憩は大きい。
ま、しょうがない。
大学の先生?が「フロアポンプとオイル?を良かったら使って」と差し入れてくれる。
代表と親しく話されているようだったのでたぶんマニアックな常連さんに違いない。
ガリガリ君と0カロリーコーラを補充して広域農道へ進む。
約20kmの苦手なアップダウンの始まり。
程なく「ふれあい農園バス停」のチェックポイント。
ここでも岡山代表・副代表がちょうど出発するところ。
入れ違いに写真を撮る。13時3分。
グーグルアースの自動販売機が消えていた・・・・・

ふれあい農園バス停
ふれあい農園バス停
171km地点で一畑口駅まで下って水+トイレ休憩の予定だったが、だるくなってパスする。


やっと広域農道のアップダウンを抜ける。
この区間の平均速度は17.8km/h。
やっぱりトイレに行きたい。
が、喉も乾いてきたので「納木」の自販機で休憩。
赤コーラと、腹が減ったので、出発時に貰ったおやつを貪り食う。
トイレは海岸線に出れば海水浴場にあるのでは?
という甘い考え。

休憩中、岡山代表・副代表に再び抜かされる。
確かどこかの自販機の前で抜いたのだ。
「暑かろう~」
とやっぱり言われる。
後で言われたが、自分の服装を見て「熱中症で倒れるんじゃないか?」と思ったほど暑そうに見えて心配してくれていたらしい。
でも、モンベルのウイックロン®クールのシャツは結構涼しい。

再出発し、海岸線をトイレを探しながら進む。
しかし見つけたトイレは施錠されており使えず。
結局、工事現場事務所のトイレを貸してもらいました。
暫く岡山代表・副代表の後ろを走るが、
「こんな所もあったなぁ~」
と言われた激坂で先に行かせてもい、そこから日御碕神社まで一人旅。
そういえば、大社町鷲浦に綺麗そうで新しいそうな公衆トイレ?
が道路わき、神社の横にあった。
結構有名な神社らしい。

ここから高尾山を184mまで登る。
エンジン付きバイクライダーがブンブン通るので怖かった。
エイコラ登って海岸線へ。
軽いアップダウンを経て日御碕神社着。
GPSログの時刻が1970年0時にリセットされている????
太陽フレアの影響か???(カシミールの読み込みミスみたい??)
時刻はたぶん4時前かそこらあたりだったような・・・・
ブルべカードの写真撮っておけばよかった。
写真の更新時間から15時33分ごろみたい。

日御碕神社
日御碕神社
ブルべカードの記載合っているか心配になってきた。
最終的にレシートの時刻とは合っているか確認したけど・・・・
再びトイレを済ませて行こうと思ったら、おじさんがえらく長く使っている?
待つのは長く感じる・・・
再出発すると、ランドヌールとスライドする。

ここから出雲大社前(16時7分)を通って・・・
ぜんざいのお店はやっぱり並んでいたので諦めがついた・・・
PC3、229kmまで行くのだが腹が減って出力が低下してきた。
持ちそうにない。
218km地点のローソン 出雲荒茅店で晩飯。
16時21分。チキンのぺペロンチーノを食べる。

初めてコンビニ前で座って食べた。
うーん、違和感あるな。
休憩15分程度。
飯を食ったので何とか回復。
再度PC3を目指す。
PC3へ17時過ぎに到着。
再度岡山代表・副代表とまた会う。
スニッカーズを買って先に進む。
停車時間6分程度。
そういえば、コンビニ前でスポーツバイクに乗った白人に何やら声をかけられるが
何を言っているかわからない・・・・何だったのか???

ここからPC4まで一人旅。
再度広域農道のアップダウンを通る。
途中冷えてきたので腹巻を装着。
そういえば途中、
自分を追い越した白いバンの軽自動車が前方に止まり、出てきたおじさんが手を振るので何事か?と思って速度を落とすと
「どこへ行くの?」と声をかけられて「ただのサイクリングです」と答えて通り過ぎた。
おじさんは何をしたかったのだろうか?
結構な荷物を持ったローディー=旅をしている=目的地近くへ送ってやろう?という事だったのか?
暫くその事を考えて暇をつぶす。
川沿いを進んでいる途中に日が暮れた。
途中動物の死骸?らしき臭いものを踏みそうになって避けるが、避けられたかどうか??
帰ってサドルバックは洗濯だ。
ボトルについていないよな?
と少し心配。
今回のブルべは蛇の礫死体を多数見た。
そんな時期なのか。
先週はバッタばかりだった。
264km、交差点左手に進むとあるローソンで休憩。
18時58分。
やっぱり自分は35km程度毎に休憩パターンがいいみたい。
スニッカーズとホットコーヒーは美味い。
ボトルも見てみたが変な物はついて無さそう。
水も補充。

気を取り直してPC4へ進むが、
おろちの里道の駅で再度休憩。
20時8分ごろ。
ランドヌールが一人ベンチで寝てました。
再度ホットコーヒーとスニッカーズ。
2度目はあんまり美味くない。
そいえばここの道の駅は衛生上よろしくないのでという理由でゴミ箱がありませんでした。
まあ、獣がやってくるだろうし・・・・
駐車場では、車中泊?らしき人が何やら外で楽しそうに食べてました。

再出発し、闇の中を一人進んでいるとき、後ろから「おーい」という声がした気が・・・・
後ろにはライトの明かりも無く誰もいないはずなので、
全身サブいぼ。
「うるせー!ばかやろー!×××・・・」と怒鳴りながらスピードを上げて逃げる。

PC4手前の細越峠の結構な斜度を登っている最中心折れて一旦停車。
道合ってんの?と地図とGPSチェック。
再出発すると程なく鞍部を超える。

PC4は、21時6分頃頃到着。
300kmを消化したことになる。
たぶん平均速度は18.7km/hぐらい。自分としては出来過ぎ。
先着していたランドヌールと少し話す。
何故か話がかみ合わない?
疲れがピークか?
ウィダーインゼリー飲料で補給。
何とかバナナも2つ飲む。
これってホットがあればいいのにと思う。
そういえばかなり冷えてきた。
ホットのほうじ茶も飲む。
GPSの電池を入れ替え。
ボトルの水の補充。
これでGPSの電池は後は持つだろう。結局、黒エネループにはしなかった。
ブルべでは、普段使っている物を使い、いつもの通りにする方が、
先が確実に読めるので一番安心ではないかと思う。
GPSで月恋2をセットする。
あと116km。
いつものライドなら軽く行ける116kmだが300kmの先なので未知の領域。
たった656mの四十曲トンネルが登れるか心配・・・・・来がけのつづら折りが頭に浮かぶ。
そうこうしているうちにもう一人ランドヌール到着。
「初級レベルではないよな・・・」
「岡山ブルべでは初級レベルってことじゃないかな?
今回林道ないし・・・ここからは鹿の領域ですみたいなコメントなかったし・・」
・・・・
「まだ後ろ来ないですね・・・」
みたいな話をする。
ジオライン腹巻+ジオライン薄手+サイクルシャツに着替える。
ウィンドベストは古着の安物のなので蒸れるため下りで使用予定。
結局25分程の休憩をして再出発。
3人ランドヌールは居たがみんなバラバラに出発。

長い休憩の後なので結構寒い。
GPSの画面倍率を大きくして曲がり角を間違えないよう進む。
奥出雲横田を出て、県道107、県道108、県道9号へと進む。
暫く走っていると体がぬくもり寒さは消えた。
心拍も確か150程度はあったように思う。
肝心のヴァームは補給したっけ?と思うがこの時はしたと思っていたが・・・本当はしていなかった。
後ろから出発したランドーヌールは快調らしくかなりのスピードで追い越される。
ひょっとしてかなりの猛者?たぶんそうに違いない・・・・
なんてことを思いながら先行したランドヌールの後ろを進む。
このランドヌールは行きのメルヘン新庄の里も一緒だった人だ。
脚が同程度なのだろう。
と言ってもたぶん先行しているランドヌールの方が早いのだが。
万才峠を越えた時ウィンドベストを前に着込む。
ライトも下りはボルト400に切り換え。
そういえば、今回結局ボルト400はバッテリー交換は無しだった。
ということは夜の下りは3時間なかったことになる。
なんてことだ!
風だげ防いで蒸れを避けたいので、前後逆に着て、背中の方は何もない状態。
あと二つほど登れば下りが始まるはずなのでインナーローでくるくる進む。
斜度はそれほどきつく無い。
大入峠を越えてつづら折りの下り。
やっぱりスピードオーバーぽく反対車線にはみ出て曲がり切れない。
広角ライトでもつづら折りは厳しい。
GPSの残距離が2桁台になり、いつものライドの感覚と比較して、あとあんな感じかな???
と思いながら進む。

23時8分、330kmローソンで眼鏡を洗わせてもらう。
これで視界が良くなった。
間違えずに県道180号線に入る。
一応分岐点はグーグルアースで予習したが、やっぱりガーミン様様だ。
自信を持って曲がれるのは嬉しい。
心配した太陽フレアの影響はたぶんなかったし。

GPSログ上344km地点で止まって、確か飴をなめる。
たぶんこの時ヴァームを飲んでいなかったことに気が付き飲んだのではないか?と思う。
やばいな~。記憶が・・・・
今回初めての飴だったはず。
県道181号の看板を通り過ぎる。
小腹が減ったのと、気合を入れるため、いきなり登らず、交差点を右のところを左へ。
ローソンポプラ日野根雨店まで行く。
23時58分。
ホットコーヒーと、横田のファミマで買ったどら焼きを食べる。
なかなかうまい。
食べた後、今回旅行用歯磨きを持て来たので、歯磨きもしておく。
少しすっきり。

0時過ぎ、いよいよ四十曲峠へ出発。
獣に出会いませんように!
結局この時間帯か・・・・・
鞍部到着予定は1時半~2時かな?

登り始めると本当にたまに車が通過するぐらいで、交通量は少なく寂しい峠。
来がけの朝は結構交通量はあったので随分違うなと思う。
途中豚(たぶん猪)の息を吐く音が聞こえてケイデンスが上がる。
「×××・・・」と叫ぶ!
自転車のベルを鳴らす・・・・
等しながら進む。
つづら折りを何とか登り1時21分頃四十曲がりトンネル到着。
トンネル内は生暖かく湿気がありGPS・サイコンが曇る。
汗もかいてウェアもびっしょり。
下りは・・このままウィンドベストで下るか?
持ってきたライトシェルサイクルジャケットを着るか?
新庄のメルヘンの里まで下ってみる。
やっぱり寒い。
確か14度。

新庄のメルヘンの里では
先行していたランドヌールが休憩中。
「眠くて、寒くて・・・・」
と言っていた。
確かに寒い。
それでもレーパンまで着替えず、バックローダからライトシェルサイクルジャケットを出してを着込む。
重いものを積んできたかいがあった。
このライトシェルサイクルジャケット、今までのライドでは、なかなか着続けることなく、暑くなってすぐ脱ぐ事が多かったけれど、
今回はこれ以降、家に帰るまでずっと着っぱなし。
また、なかなかに優秀で、着ているうちに中のインナー類が全部乾いていた。
モンベル製品恐るべし。

181号を下り出すと川霧も発生しておりなかなか寒い。
タイツを着替えておけばよかったと思う。
それでも快調に勝山のローソンまで下っていく。
2時44分頃着。
1時間近くの下りだったので、ライトシェルサイクルジャケットが無かったらたぶん
震えが来ていたと思う。
ホットのラテLを飲んで暖を取る。
そうこうしているうちに先ほどのランドヌールが下ってくる。
「眠い」
と言っていた。

再出発するがやっぱり足が寒い。
草加部のセブンイレブンでタイツを着替える。
秋タイツはぬくぬくだ。
再出発するが、何やら胃の当たりがむかつく。
それに温くなったら眠くなってきたか・・・・
久世インターのセブンでガムを買って休憩させてもらう。
イートインスペースがあり、机に突っ伏してしばし寝る。
靴も脱ぐ。
脚が結構痛いことに気が付く。
BGMが流れているので熟睡はできなかったが、うとうとといった感じ。
しかしながら15分近く経つと最後の坂をを登って帰れそうな気分になった。
ゴールはここから17km程。
1時間程度のはず。
服も完璧に乾いた状態になっていた。
今布団が有ったら直ぐに寝るだろうな・・・・と思いつつも
気持ちも新たに、3時半過ぎに再出発。
久世インターの坂を登って下って、追分まで登って、後は広域農道までは下り。
ほぼ漕がずに惰性で進む。
楽だ。
後坪井で広域農道に入って、ライトを全灯火する。
最後でこけたらヤバいし・・・
すると、何個目の坂だったか?
アスファルトを蹴る蹄の音が!
反対車線を鹿が一匹爆走!
「マジ!鹿じゃん!」
お尻が白かったのでメスだろう。
ここで鹿に遭うとは!
眠気は完璧に取れて数個の坂をエイコラ登ってゴールのセブンへ4時40分頃到着。
「歯ブラシはどこに?」
と店員に聞いて購入。
ブルべカードに時間も記載。
レシート打刻は4時42分だったはず。
つまり、413km、23時間42分。(表の55分は、歯磨き後にサイコンを止めたため。)
後はこれから車で仮眠なので、歯を磨きトイレを済ませて鏡野町役場の駐車場へ移動。
自転車を車に詰め込んで・・・・・
色々やっていると駐車場から数台の車が発信していきました。
車の開け閉めで、ひょっとして先着組を起こしてしまったのかも?
ごめんなさい。
霧か?露がひどくてたちまち濡れるので開けっ放しにはできなかった・・・・
やっとかたずけて、ブルべカードを投函。
そして仮眠。
と言っても車じゃなかなか・・・・・
それでも結局6時半頃までうとうと・・・・・・
後の人は着いた?
代表は?
と思うが気配なし。
夜も明けて、日差しがでてきたので、ここで帰らないともう一回眠たくなったらヤバいと思い帰路へ。

帰って通過チェックの写真4枚をメールで送った。
車からバイクを下ろし、荷物を下ろし、シャワーを浴び、洗濯をして・・・・
9時過ぎにお休み。
昼過ぎに暑くて目が覚める。

といった今回のブルべ、やはり初400kmはきつかった。
久世インター前で一度力尽きているのは明白。
やはり仮眠は必要なのかも?
シャモアクリームのおかげか?尻は少し痛い程度(でも後日、皮一枚むけた)。
指のしびれは少しあるが、24時間経つとだいぶ取れてきた感じ(9/14 手の指のしびれはほぼ無。両足の親指のしびれがまだある)。

岡山代表・副代表に感謝!
出走者全員に感謝!
きつかったけど、やっぱりブルべは楽しい。
あれ?
思い出が美化されている?!

費用内訳
コンビニ・すき家(電子マネー)使用金額:3749円。
後小銭で500~1000円か?
参加費2300円。
メダル1000円。
ガソリン代400円程度?
合計8449円程度。
1日で約4000円が食費・・・・・よく食べて飲んだ事になる。