平均(休憩含む) | ||
速度 | 14.2km/h | |
心拍数 | 138bpm | 169bpm |
ケイデンス | 67rpm | 89rpm |
走行距離 | 119.13km | |
走行時間 | 8時間20分 | |
総走行距離 | 10,824.4 km | |
消費カロリー | 3322kcal程度 | 気温度16~30 |
阿蘇行ってみたいと思いつつ、昨年は大雨で流れた。
今年はどうか?
600km走れていないのでSR諦めて阿蘇行くか?
秋の三連休。
しかし丁度真ん中、
ツールド九州の阿蘇ステージがある為、
開催日と走行日が重なってしまう。
う~ん。
思い切って有休取って阿蘇へ行く事に。
が、台風22号!
おいおい・・・
何とかセーフ。
え!23号・・・
マジか。
ダメかこりゃ。
雨の中走るつもりは無いので中止?
宿はASO BASE BACKPACKERSで取ったので既にキャンセルしてもお金は帰ってこない。
ブルべの時と同じく天気予報を気にしながら過ごす。
前日何とか持つか?と思いつつ車にバイクを乗っけて早めに就寝。
移動日当日は阿蘇は快晴予報。
明日は曇りで午後降水確率が30%か・・・
台風の影響で雲がかかれば微妙。
雨降ったら観光だけのつもりで7時半頃、阿蘇へ向けて出発。
高速乗る前に、事故でひっくり返って大破している車を見る。
既に警察が来て処理中だったけど。
ビビる。
高速道路はもちろん安全運転!
山陽道-中国道-九州-東九州道-大分道を経由。
昼は佐波川サービスエリアで吉牛。
ワンオペだったけどテキパキと注文こなしておられた。
大したもんですね!
今川パーキングエリアで給油10L。
ガソリン高い!
200円だったような・・・
由布岳の絶景を車窓に楽しみつつ進み・・・
九重で高速を降りる。
後は国道387-212と進んで行く。
道すがら「家族風呂」の看板がやたら目に付く。
XX温泉の看板も。
火山の近くだから出湯が多いのでしょう。
しかし「家族風呂」多いね。
いよいよ阿蘇に近付くと木々が消えて草原になってくる。
大山、蒜山、砥峰高原とかに似たような景色なのだが、
阿蘇はスケールがけた違いに大きく延々と続く。
こんな場所が日本にあったのか!?
あったんですねぇ~。
「休日は人多いよ」の事前情報。
大観峰に寄ってみる事に。
駐車場に車はいっぱいだったけど丁度空きが出て無事駐車。
おおよそ家から7時間のドライブ。
おお!
これがカルデラか!
大観峰は、標高500mぐらいのカルデラの窪地に突き出た+400mの崖の上、標高935mの場所。
その崖が東西18km南北25kmぐるりと続いており、左右の端の方は霞んでいる。
25kmとかロードバイクでは大した距離ではないが、囲むように延々と続く。
上から見渡せる不自然に凹んだ所は平だ。
いや、自然にできた平らな窪地なのだが。
平だけど2か所ほど不自然に、ニキビの様に△に突き出た場所がある。
あれも小さな火山だったのだろうか?
その窪地から、標高1500mほどの阿蘇山が立ち上がり白い雲・水蒸気を火口から上げている。
絶景って脳が不自然と思ってしまう自然なのか?
上空には観光客相手の遊覧パラグライダーが2.3トンビの様に回っている。
えーあそこまで・・・登れるんかい?
っていうかこの外輪山登れるのか?
俄かに不安になるほど地球が凹んで、かつ凸っているのが分かる。
国土地理院の地図では阿蘇駅が標高512m。
まあ600m程度のヒルクライムなら問題はない。
けど1000m越えた所走るのは四国カルスト以来か。
あの時は押し歩きだったけど。
いやいや、こんな場所があったんだ・・・・
結婚式の前撮りのカップルが2組ほど。
外国からの観光客も多数。
人多いけど、休日になったらどんだけ多いんだ?










予定では宿に行く前にお土産買っておくつもりだったが、
気になる明日のヒルクライムの下見を兼ねて火口まで行ってみる事に。
大観峰を下り、カルデラ内を走り県道111号へ。
こりゃぁ・・・いきなり登りじゃん。
延々と登って登って・・・
白人のサイクリスト3人組が重たそうなツーリングバックを引っ提げて登っていた。
後は下りの2人。
意外にもサイクリストはそれ以外すれ違わなかった。
エンジンバイクが多いし、車も結構走っている。
まあ、観光名所だからなぁ。
坂の向こうに空が見え、鞍部を通過し、右折。
さらにUの字に左折すると草千里。
道路右手の広大な草地に人が蟻のように蠢き、馬は尻尾を動かしつつ、じっと草を食んでいる。
左手は駐車場と阿蘇火山博物館や、レストラン?お土産屋さん?
横断する歩行者で2度ほど一時停止。
通り過ぎて火口へ。
火口のゲートで1000円払おうとしたら気管支炎と呼吸器系の疾患は無いか?
のような事を確認され、無い旨を伝えると
「料金所は先」
と教えてくれる。
へー。
草木の無い道を進み料金所で1000円払って駐車場に。
停めて火口の方へ歩いていく。
中国語、韓国語が聞こえてくる。
日本人と西洋人は人前で大声で話さない。
ぼそぼそと周りには聞こえない感じで話す。
皆さん柵の方へ歩いていく。
避難小屋?が結構な数ある。
硫黄のような匂いはしなかったような・・・・
火口の中のクリーミーなグリーンに染まった水?と、地層の中の赤い溶岩が印象的。
白い水蒸気?がふわふわと上がってくる。
溶岩は桜島のように黒くない。
さて、明日は来れるか?
と思いつつ帰路へ。
阿蘇駅方面へ下ってると、さっきの見た重量級のランドナーに乗った西洋人サイクリスト3人がまだ登ってる。
日が暮れると思うけどどうするんだろう?
まあ宿は取ってるよね。
下って下って近くのスーパへ。
野菜ジュースと朝食のパンを買うつもりだったが・・・
適当なものが無い・・・ローソンにするか?
阿蘇の道の駅へ。
明日時間が無いかもしれないので先にお土産を買っておく。
明日の駐車場の下見をしてからローソン。
安定の品ぞろえ。
野菜ジュースとパンを買って
今日の宿へ。
チェックイン。
荷物が多いなぁ。
夕食に「コーヒープラザイースト」へ。
チキン南蛮定食を食べる。
ご飯は大盛にしてもらう。
10~15分程度で出てくる。
結構コミコミ。
美味しく頂きました。
宿に帰る前に「夢の湯」へ。
宿で300円で入浴券を買っていたが、下駄箱10円、着替えのロッカー20円いるとは想定外。
運よく10円玉あった。
因みに両替してくれるとの事。
っていうか300円で温泉は安い!(宿で入浴券を100円引きで売ってくれる!)
400円でも安い!
地元だと700円からだし・・・
さっぱりして宿に帰る。
気温は25度ぐらいか?
涼しい。
宿にの部屋に戻る。
バストイレ洗面共同で、TVなし、冷蔵庫共同。
個室なので気疲れはしないけど廊下の音は筒抜け。
という事はこちらの音も筒抜け。
寝るには早すぎるのでスマホでNetfrix。(wifiあり)
+イヤホン。
で眠たくなって寝る。
ライド当日。
4時半ぐらい目が覚める。
と言ってもあまりよく寝られなかった。
耳栓したので音は気にならなかったが、なんとなく落ち着かない。
ライト2本にすればよかったなとか何故か考えてしまう。
予定は5時だけど活動スタート。
何時ものルーチンで6時ぐらいには出発の準備完了。
新聞もTVもないのでスマホで天気予報確認。
なんとか台風23号は大丈夫らしい。
午後は30%台なので、少し不安はあるが、ここまで来て走らない選択肢はない。
宿を出発して
道の駅のサイクリスト用の駐車場へ移動。
バイク下ろしてメット被って・・・
蚊が一匹。
そそくさと準備してスタート。
気温は16度程度。
ベースレイア+夏ウェア+タイツとウィンドベスト。
先ずは阿蘇駅へ。
やっと来れた阿蘇。
登るか。
宿の前を通って、いきなり坂になりゆるゆる登って行く。
劇坂ではないけど時折斜度は上がる。
車も未だ少ないし、風もほぼ無し。
日も差して来ていい感じ!
最初は木々の間を進む。
その木々の中に牛が居たことにびっくり。
次第に視界が開けていき、カルデラの凹部分が朝日に照らされている。
すげーな。
こんな景色が日本にあるとは。
今日は景色・写真で止まる事はいとわず。
多分2度とは無い阿蘇サイクリングと景色を楽しむ。
霧が出たけど日差しがかき分けて綺麗な山を見せてくれる。
道は綺麗。
サイクリストには逢わず。
エンジンバイクと車。
少し気温が下がったようだけど登りなので問題無し。
少し斜度が上がって坂の上が空になった。
草千里に到着。
草千里から中岳まで綺麗に見える。
ここの標高は大体1150mぐらい。
リュックを背負って歩いている人も。
どうやら此処って登山?ハイキングのベースになっているらしい。
西側の熊本方面を見ると街が見える。
熊本?どこまで見えるのかは不明だけど。
あそこから此処までサイクリングしたら楽しそう。
阿蘇火山博物館の方の駐車場側へ行っていみる。
ゲートっぽい物は無いけど駐車料金が居るらしい。
そういえばボトルが1本では足りない?と思って一本背中に背負ってきたけど・・・
まだ充分足りてた。
ウィンドベストを閉めて火口の方へ。
道の傍らに停まった車が有る。
そこからハイキング?
よく分からんけど泊まるとしたら寒そう!
昨日行った火口のゲートに。
手前の駐車場に車が結構止まっていたけど、なるほど今日(今)は立入禁止だからか。
ここでトイレしておくつもりだったがトイレも何だか閉鎖されてた。
火口は諦めて下りへ。
南側へ下りていく。
ウィンドベスト羽織るつもりで持ってきたが朝日が暖かいのとそこまで冷え込んでは無さそう。
下っていく。
火の山トンネルを通り、相変わらずの気が生えていない山肌の絶景を見つつ木々が生えている所まで下ってきた。
南阿蘇パノラマライン展望所で停車。
すげーな。
知っている事と体験する事は全然違う。
外輪山の壁がずーと続いている。
さらに下って左に曲がると
既にゆるゆる登りになっている。
暫く走ると白川水源に。
まだお店も空いてはおらず。
水源まで行ってみる。
水が自慢から結構な勢いで沸いている。
飲めるらしい。
先客に
「どうですか?」
「美味しいけど特徴はないかな?」
と関西弁。
ひしゃくですくって手に取り飲んでみる。
「確かに、特徴は無いけど美味しいですね」
互いに納得って感じ。
窓口が開いたので協力金100円払っておく。
ここでレーパンの上に履いてた防寒用タイツを脱ぐ。
ウィンドベストは未だ羽織ってたような。
先に進む。
予定は9:30頃だったけど-30分。
緩ーい斜度。
左折してちょっとした商店街?
時折のツールド阿蘇(九州?)の看板が明日は交通規制!を知らせている。
ほんと季節の良いジャストなタイミング。
阿蘇の右側の山、たぶん根子岳東峰の頂が槍みたいに尖って見える。
とても気になる。
けど雲に隠れたり出たり・・・なかなか綺麗に見えないな・・
見事に電線が被ってる。
