メトロポリタンミュージアム
ロビー ハリソンフォード主演「心の旅」で出てくるメトロポリタン前。 記憶を失くした敏腕弁護士はアパートからふらっと外へ散歩に出る。そこがメトロポリタンミュージアム前。 そこにあるベンダーでホットドックだったか買うんだよね。 そのベンダーではないけどベンダー。KEEP PARK CLEAN の文字が見えるかな。 |
7月8日(月曜日) イエロー・キャブに初めて乗る ――メトロポリタンミュージアムへGO!―― 朝早く目が覚める。 窓の外を見るとあいにくの雨模様。 今日はメトロポリタン美術館と、セントラルパーク、昨日予約したナイトツアーの予定だったが、 もし午後も雨なら、近代美術館にしようと決めておいた。 ナイトツアー、エンパイアステートビル、ブルックリン橋は雨でも行くそうだ。雨で行っても面白くないのにと思うが、申し込んだのだから仕方がない。 とにかく雨が上がってくれる事を祈る。 朝食は、昨日買っておいたベーグル一個と、コーヒー。外の気温は17度と、寒いので、もしかして・・・・と思って持ってきた長袖シャツを着ていくことにする。 雨の中、途中まで歩いて、バスに乗っていこうと、ホテルの北口から出て六番街まで歩いたところで、既にかなり濡れてしまい、ヒルトンホテルに入り雨宿り。 タクシーで行く事にした。と言っても、今からだと開館が9時半なのでかなり時間がある。ホテルのお土産屋さんを見ることに。 ヒルトンホテルは、シェラトンホテルよりも大きく綺麗で、日本人の店員が常時いるショップ「おかだや」もある。それにレストランは大勢並んでいて、繁盛しているようだった。 また、日本人客がとても多いようで、さすが二階にJTBのデスクがあるだけ違うなーと言った感じであった。 さて、時間もいい頃になったので、ホテル前のタクシー乗り場に並び、ドアボーイがタクシーを開けてくれるのをしばし待つ。チップを出さないといけないのか?と思い、他の人たち、(西洋人)を見ていると、渡す者、渡さない者いろいろだった。 と言う事で一応渡す事に。 「サンキュー」 と返事が帰ってくる。 「メトロポリタン・ミュージアム」 とイエローキャブの運ちゃんに言うと、タクシーは雨の中を北上する。セントラルパークで左手に曲がり、セントラルパークの左を、つまり進行方向の右手にセントラルパークの緑を見て北上し出す。 メトロポリタンミュージアムはこのセントラルパークのあっち側、全くの逆方向にある。さあ困った。ぼられるのか?と思ったが、まあぼられてもたいした金額ではなかろうと高をくくり、ガイドブック片手に、 周りの建物を見てみるが、やはり歩きでないとなかなかどれがどれとは、解りにくい。 この時は、メトロポリタンの前の通りが南への一歩通行だとは知らなかったのだ。だから運ちゃんは、ダコタアパートの前を通り、 やがてセントラルパークの中を横断してきちんとメトロ前に到着。 「ここらへんでいいか」 「うん、ここでいい」 メーターを見ると〜ドル。もう忘れたが、そんなに高くない。 チップを含めた料金を渡し、無事に下車。自分でドアを開けて、自分で閉めるのを忘れずに!タクシーはホードのセダンでかなりでっかい。 後部シートには大人4人が楽に座れるぐらいだった。そういえば、この運ちゃん、無線で終始べらべら喋っていた。 「客なんか知らね―よ。座ってな。運んだるから。」 と言った感じだった。 |