展示はつづく 「恋人たちの予感」でハリーがサリーをデートに誘う所。 黄金 皇帝!?の寝室? つぼ 教科書でみたことある・・・ ジャコメッティーの猫 お気に入りになりました! トーテムポール 鎧 今にも動き出しそう! ピカソ 青の時代 メシ |
メトロポリタン・ミュージアム さて、メトロポリタン美術館は依然雨の中。傘をさして既に100人ほど並んで待っている人々の後ろへ並ぶ。 人気のミュージアムとあって後から人が次々とやってくる。途中、中から制服を着た職員が出てきて、 「もうすぐ開くけど、きちんと列に並んでくれ・・・・・」 見たいな事を言うが、みんな無視していた。依然、続々集まって、誰もが誰かの後ろにぴったりついていると言った感じ。しばらく待ち、やっと中へ。 チケット売り場の前へ行き、インフォメーションのおっさんに 「シティーパス(マンハッタン内の美術館や、エンパイヤ―ステートなどの展望台の共通のパス)、ある?」 と聞くと何やら 「グッケンハイムなんたらかんたら」 と話がわからん。グッケンハイム美術館には行く予定はないので発音が悪いのかと思いしつこく 「シティーパスくれ」 と言うと、どうも話が噛み合わないらしく 「ジャパニーズ?」 と聞かれた。どうも日本語を話すインフォメーションに行ってくれと諦められたらしい。こちらは、「よかった、よかった」で、早速そちらへ。聞くと 「一年前より、メトロはシティーパスが使えなくなっています。」 との事。おいおい!ガイドブック!!嘘書くなよ!と思うが、まあそれならそれでもいい。既に長い列が出来ているチケット売り場に並ぶ事に。 チケットを買うと胸につけるピンクのバッジをくれ、それをどうやら 「きちんとつけてくれ!」 と制服を着た職員が大きな声でみんなに言っている。ここメトロポリタンは出入り口専用の場所があるわけでもなく、 チケットの半券をもぎ取るとかそんなことはやっていないらしく、胸のバッジで判断するらしい。 でも、つけていない人も居たようだた。(気のせい?) 「どこから見ようか」 「やっぱり、エジプトでしょ」 というわけでそこを皮切りに次々と回っていく。ここは、フラッシュを使わなければ写真OKという訳でけっこう撮った。 後にフランスのルーブル美術館にも行ったけれど、そこも写真OKだった。日本は厳禁!の所ばかりだけど。 お昼は、メトロポリタン・ミュージアムのセルフの食堂で。サンドウィッチ(ターキーの)、チキン照り焼き風どんぶり (前の白人の餓鬼には同じ料理でも、店員は平皿に盛っていたが、僕にはどんぶりだった。東洋人だから?) 、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、水、をとる。ここ、メトロの食堂は結構美味しかった。 しかし、サンドウィッチはとても大きかった。とにかく具が多いのだ。口を限界まで開けても、パンの上下からかぶりつけないほどの厚さである。 それに、手でサンドウィッチを圧縮しても潰れない。という訳で、ここでも腹いっぱいに食った。 その後も、モネ、ゴッホ、ピカソなどなど有名な絵や、インディアンのトーテムポールなど、駆け足で見て回る。というのが、気づいたらあっという間に時間がたっているのだ。 一つをゆっくり見れば・・・・・という気持ちもあるが、とにかく人の流れがあり、とてもとても、一つ作品をゆっくり邪魔なしに見ることは出来ない。 それに、ゆっくり、見るなんて欲深い我々には不可能だった。それでも予定を2時間ほどオーバーしてしまった。 そんな中でゴッホの白の綺麗さ、糸杉の綺麗さには目が覚めた。ゴッホの印象、教科書で見たときはなんて暗い絵なんだと思っていたが、(本物は)綺麗だ! へすっかり変わってしまった。印刷では決してわからない良さがあるのなら、教科書にそう書いてくれなきゃいかんと思う。 でないと、誤解のままに人生終わってしまう。 お土産を買って外へ。(もっとたくさん買っとけばよかった。) すると雨は止んでいた。ラッキー! |