バッテリーパークから出港 女神 ツインタワー 後姿 並んでいるところ 狭い螺旋階段 王冠部分 下を見ると お顔 自由の炎 コカコーラ 綺麗な芝生、スプラッシュを思い出す 王冠のかぶりもの 傾いた船 エリス島 ルーツを調べる マンハッタンへ戻る |
7月9日(月曜日) 自由の女神へ この日も朝早く起きた。ベーグルとコーヒーで朝食を済ませ、いざ自由の女神へ。 地下鉄1・9に乗ればいいのだが、50st BWAYはアップタウンオンリーの駅だった。(そういえば、地下鉄はダウン・タウン行き(南)とアップ・タウン(北)行きと二通りしかないので、いたってわかりやすい。 南北の移動は地下鉄で行い、東西はバスというのが移動には便利な組み合わせである。)その為、タイムズ・スクエアまで歩く事に。と言っても600メートルぐらいだけど。 途中、朝のテレビ番組のガラス張りで外から見える収録スタジオなんか見たりして、結構面白かった。 TIMES・SQ・42STで1・9に乗り、バッテリーパークへ向けて南下する。 途中、前の5両しか、サウス・フェリーで下車できない事を思い出し、下車し、後からきた1・9に乗り換える。 今度は前から2・3両目だったと思う。サウス・フェリーで降り地上に出ると、奥さんが何を思ったのか、 僕の言うことを無視して、バス停の方へ行き並んでしまう。 「サウス・フェリー行きか?」 と聞いていたつもりらしいが、 「ここはサウス・フェリー?」と聞いたのだと思う。 「そうだ。」 と言う事であったが、僕の予定ではバスなんか乗らなくてもここがサウス・フェリーであり、 バッテリー・パークであり、自由の女神行きの、フェリーが出ているところになっていた。 僕を疑う奥さんを呼び戻し、チケット売り場のクリントン砦へ。 すると、8時半発のフェリーが!出航の準備をしている。時計を見るともうすぐだ!僕は 「走らんよ」 と言う奥さんを残し、チケット売り場へ走り、2人分買って、またフェリーへ走った。 奥さんもしぶしぶ走っていたが、このフェリーに乗れたために、女神の頂上に登れたのだ! というのは、一日の一番初めのフェリーに乗った人しか、女神の頂上には登れないのだ! 黒人の兄ちゃんに 「グッド・ランニング!」 と冷やかされながらも走ったかいがあったというもの。とてもラッキー! それにしても、奥さんはどうも僕を信用していないようだ。 (後で聞いてわかった事だが、バス停に人が並んでいたから、並んだだけの事らしい。) すぐに、フェリーは、リバティー島へ向けて出航。僕らは女神を右手に、 朝もやの中へ消え行くマンハッタンを後方に見ながら進む。 帰りのフェリーでエリス島へ向かっている時、他のフェリーを見てわかった事だが、 右手の女神側へ皆が集まるので、船が右に傾いていたみたい。 やがて、女神の後方の船着場へ到着。我々は歩いて女神の後方から台座の中へと入る。ここでも既に行列で、20分ほど待ったろうか。 中に入るとセキュリティーチェック。そして我々は、364か365段の階段を登り、女神の頭へ。 台座の部分はコンクリートで出来ていて、つけられた階段もそれほど狭くはないが、 像の中に入ると急に狭くなり、螺旋階段になった。人一人が頭を打たないように登るのがやっとの急な螺旋階段で、 階段の上下を(頭上と足下を)登る人、降りる人が使っていると言うとっても狭いところだ。 像は銅で出来ており、所々、外の光が小さな穴から差し込んでいる。 服の皺や、目や口を裏側から見る。 もうすぐ?。 電灯はついていたけど急に明るくなり、いよいよ頂上へ。 5・6人立てば一杯になるぐらいの狭い場所だった。 ここでの記念写真はアメリカ人というか西洋人にはこれ以上ない家族の思い出みたいで、 あるファミリーは、皆「100%にっこり」として写真をとっていた。 本当の女神みたいだった。 でも、後でレプリカを見ると女神の実際の顔つきはとても女には見えなくて、どことなく厳つい目つきをしたあんちゃん (白人)の顔のよーだった。 登りはかなり混んでいて、止まったり、進んだりだったが、下りは早い。あっという間に、台座の所へ。 そこでもパチリと撮った。日本人らしい女の子が一人で写真をセルフにして、ピースと笑顔で写真を撮っていた。 撮り終わった後の顔と、写真用の顔のギャップがはげしいので、思わず感心してしまう。奥さんは、後ろの白人の子供と 「中国人は降りるのが早いわねー」 「私は日本人、それにちょっとは怖いわ」 「わあたしゃーとっても怖い、云々」 と言う会話をしたそうで、とてもうらやましい。喉も渇いたので売店でコカコーラを買って二人で飲む。女神の前の芝生の緑がとても綺麗だ。 それにしても人が多い。世界の観光地なのだ。スペイン語なども耳に入ってきた。 お土産は台座の中のショップで、Tシャツと二冊の本(エリス島と女神の)を購入。奥さんはフェリー乗り場の近くのショップで頭に被れるスポンジ製の緑の女神の王冠を二つ購入。 エリス島 そして再びフェリーに乗り、今度はエリス島へ。 その昔、移民局があったところだ。11時頃になていたと思う。エリス島には、 移民当時の写真、その当時のままの建物、落書きなどなど、移民してきた人たちの手続き、 記録がのこされ展示されている。ここもゆっくり見ると、三時間ほどはかかりそうだったが、 腹も減っているし、駆け足で見て回る。 一階のフロアで何やら台を(ステージ)を組んでいた。 何かしてんだろと思っていたが、翌日、大統領が来る為の準備だったと後でTVで知った。 という訳で、一日ずれた為、運がよかったのか悪かったのか。 大統領が来ていたら、たぶん見て回れなかったのでは・・・・・と思う。 でも大統領を見れたかも・・・・・と思うと、どっちが良かったのだろう? 奥さんは移民の人達の持ち物に痛く興味を持っていた。 そういえば、広島から移民している日本人の写真もあったのには驚いた。 エリス島では帽子を購入。 我々は再びフェリーに乗り、バッテリーパークへ。 奥さんに話しかけた子供のねーちゃんもまた一緒だった。とにかく、白人、黒人は露出が多い。軽装だ。 バッテリーパークの船着場には、フェリーの待ち客がわんさかと居た。 |