セントパトリック大聖堂


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コンサート0
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5番街
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セントパトリック大聖堂
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セントパトリック大聖堂

セントパトリック大聖堂
地下鉄で

 いよいよ観光に。ホテルの前のビジターセンターで「メトロカード」を購入する。つもりだったが行ってみると、9時半から。待っていてもしょうがないのでとりあえず最初は「トークン」と言うものを買って乗ることにして地下への階段を降りていくと、駅員がブースの中にいて、「メトロカード」が買えそうなので
「ワンウイーク・メトロカード。ツー・プリーズ。」
「34ドル」
で、無事購入成功。後は改札にカードを通し、構内へ。 昔からある地下鉄なので、構内は冷房などなく、ちょっと蒸し暑い。危険といわれていた地下鉄だが、「オフアワーウエイティングエリア」の利用や、所々にいる係員・作業員らしき制服を着た人の側にいれば、なんとか安心して利用できた。とにかく人が多くいるところへ居る所へと行く事が大事。 B・Dのダウンタウン行きで、ロックフェラー・センター前に行く。後で気づいたのだが、ホテルから歩いても10分ぐらいのすぐ近くだった。まあこれも勉強!


セントパトリック大聖堂

 最初にセントパットリック大聖堂へ行く。その途中、ブライアン〜?の路上ライブコンサートをロックフェラー・プラザでやっていて、聞きに寄る。 スティングの声によく似ていて、朝のマンハッタンに素敵に似合い、すがすがしい一時だった。TVカメラが多くいたのでTV関係の中継?だったのかもしれない。心残りだったがずっと見ているわけにも行かないので(スティングなら別だけど)大聖堂へ。
ついでに、ロックフェラーセンター前で、有名なプロメテウス像と記念写真をとる。クリスマスには巨大なツリーが飾られる所だが、今は90云歳のアーティスト(今、ニューヨークは年寄りのアーティストを大事にしよう、ということらしいので)の蜘蛛のオブジェがあった。
その巨大な蜘蛛の下をくぐり50Stへ戻る。それを少し東へ進むとすぐに大きな〜様式の教会が見えてきた。 ここニューヨークは東京と違って地震がほとんどなく、昔の、のっぺらぼうではない、所謂ヨーロッパの古い町並みに見られる、ゴシック調やら、何やらでこぼこ表面に飾りがついているビルが多く残っている。見ていても飽きないのだが、実際、だからこそ絵になるのだが、ここセントパトリックスは、またすごい彫刻があり、またその大きさにびっくりする。 教会ははちょうど五番街に面していて、あのティファニーも300メートルぐらい北上するとある。
 中に入ると、車の音などは分厚いドアで完全に遮られ、静寂の世界になる。ステンドグラス、控えめの黄色い照明が幻想的で厳かな空間を作り出していた。拝観料などはいらず(住人達が住人達の為に建てているので、日本の有名な寺社仏閣とは成立の過程が違う)、ただで見れ、写真も(フラッシュなしの方がいいだろう)ある程度は撮ってもいいようだった。しばらく奥さんと座って旅の疲れをとる。 街のど真ん中にあっても、本当に静かでしっとりとしているのだ。
 中をぐるりと一周してみて回る。熱心かどうかは知らないけれど、長いすに一人ぽつんと座りじっとマリヤや、キリストをみている人、目をつぶり十字を切って祈っている人たちがいる。ホームレスっぽい男が椅子で寝ているのも見た。横を通るのがちょっと怖かったが、この男も、教会の隅っこの椅子で寝ているということは多少なりとも遠慮の気持ちがあるのかと思ったりして妙に感心する。
 教会を出て、はためくアメリカ国旗の写真を撮り、後にする。
 ここに、3日後、ブッシュ大統領が来るとは想像できないほど静かな空間だった。






































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