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タイムズ・スクエア 42Stへ出て、42バスに乗り、タイムズ・スクエアへ。新年のカウントダウンで有名なところだ。 看板が街を形作っている場所だ。日本の酒の広告もあるが、アメリカ人は日本製の洋酒なんて飲むのだろうかと疑問に思う。 また、すりが多いらしく少々びびっていたが、ここまで来て心配したってしょうがないと思い、写真を撮った。 周りの人は歩くばかりで立ち止まり写真を・・・・・と言う人は他にはいないよ―だった。だけどなんとか無事に・・・・・。 ビルの壁際でガイドブックを取り出して地下鉄マップを見る。N・Rがよさそうなのでそれに乗ることに。ここでは、むっと蒸し暑いホームでだいぶ待つことに。 地下の駅では黒人バンドのライブがあり、ラテン的な音楽がビートを刻みよかったが、長く待つにつれてだんだんいらついてきた。地下のホームは大昔からあるので冷房なんて無い。人がどんどん階段から降りてきて、ホームは寿しづめ状態に。 僕らの前のフランス人のカップルは大きなスーツケースに手をかけている。これから五番街のホテルに行くのか。やっと列車が滑り込むと言うよりは、ごとんごとんと線路の継ぎ目を確かめるようなのろさで入ってくる。発車してもやたらのろく、スピードがぜんぜんでなかったのを覚えている。 それに、今マップを見ると、どうも僕がマップを見間違ったらしく、52st〜53stにあるホテルだったのに、57stまで止まらない列車で、結局300メートルほど歩く事になった。7AV・53STにはこの、N・Rは止まらないのだった。工事中のカーネギーホールの前を歩き、ホテルまで帰る。 通りは朝の様子とは一変し、黒人のあんちゃんが、サングラスやTシャツをたたき売りしている。店という店が開店し、電気屋はエンドレスな広告テープをかけている。 ピザ屋のオープンカフェでは客が品物がくるのを待っている。店のウインドウにはプロセスチーズの塊のように大きいケーキが丸まま何個も鎮座している。 ここ7番街は、五番街とは違いジャンクな品物でいっぱいだ。それに行き交う、人、人、人!セントラルパーク方面(北)へ行く人、南へ行く人、ストリートからストリートへ、車がフォンをならし通った道はすぐに人で埋まる。広いアベニューはタクシーからリムジンまで一通なので南へ向けて飛ばせるだけ飛ばして走っている。 ホテルに着くと5時過ぎぐらいだった。 |