庭木の手入れは、病害虫対策が大変です。
週末ぐらいしかできないのが現状なので、どうしても後手に。で、農薬に頼らざるを得ませんでした。
ところが、どれを使えば?よいのやら最初は分かりませんでした。
ホームセンターには多くの農薬がおいてありますし、使っても人体に害が出ないようにしないといけません。
と言うことで、管理人が実際使ってみたものなどを紹介します。
因みに農作物には農薬ではなく木酢を使ています。
肥料とオルトラン。害虫予防に必需品。→
チャドクガ・イラガなどが庭木で発生して駆除が大変!と言うことにならないように、
毎年オルトラン粒状を山茶花、ヤマボウシの根元の土に混ぜておきます。
今のところなんとか大丈夫です。
オルトランは浸透性移行型なので、高い木などに使えます。また、住宅密集地でも根元にまくので
何とか隣近所に迷惑をかけないようにできます。
少々匂うので、管理人はオルトランの上に土をかぶせています。
液状のものは葉に直接かけてもよいようですが、スズメガ系の大きな青虫には利きません。
利く間に葉っぱを食われてしまいます。
3月
今年はニームオイルで防虫してみようと「ダイコーニームオイル 」を使ってみています。
他の方が書かれている匂いですが、他の農薬と比べてもそれほど強くはないと思います。
ただ、3月下旬でも、早朝の外は寒いので「ダイコーニームオイル 」でも固まっています。
ですので、お湯の中にボトルを漬けておき、溶けたものを噴霧器に入れて、
そのお湯も噴霧器に入れて撒いています。
その方が詰まらなくてよいように思います。
即効性を求めるなら
ディプテレックス(乳剤)やスミチオン(乳剤)が良い。
市販のキンチョール等でも効くが、かなり割高になる。
面倒でも、噴霧器で、ディプテレックスやスミチオンを水で薄めて使用したほうがかなり割安である。
乳剤は普通1000又は、2000倍に希釈して散布するので「商品1個=100ml」で(1リットル=1000ml)*10回以上、余裕で使用できます。
実際スズメガ系の大きな青虫に一発で利いたのがディプテレックスでした。
くちなしの木を一晩で丸裸にするぐらいの食欲の青虫で、最初はオルトランを使いましたが利きませんでした。
それでホームセンターの店員に教えてもらい、ディプテレックスを使ったところ一発で殺虫できました。
つまるところ、即効性+安さを求めるなら経済的な乳剤がオススメです。
最近ネットで見つけた、チャドクガを固めるスプレー。
毒針が飛散しないように固められるので、狭い場所などで使う際には助かると思います。
あと、軽い虫刺されならムヒ。
チャドクガなど毒蛾に刺されたら、ひどくならないうちにお医者さんへ行く方が良いみたいです。
農薬を避けるならと言うことで、天然木酢液を紹介。
山茶花の消毒をする。
消毒というが、殺菌しているわけではなく、農薬で防虫している。
葉や幹に直接かけるので効果はある。
使用したもの。山茶花は新芽が出かけた頃。
スミチオン。
噴霧器。
脚立。
山茶花の新芽がにょきにょきと、大きく生えてきます。
肥料が効果的に効いています。
まだ、チャドクガはいないようです。
毛虫が出たか否かは、木の下にフンが落ちるので、下をみればすぐ分かります。
また、葉に細かな黒いものがいっぱい着くようになります。
そうなったら、どこかに居る!
スズメ蛾のふん。
朝見ると、大量の「ふん」が!
今年もスズメがの第一段が襲来!
スズメ蛾は、葉と色が同じなのでなかなか、大きくならないと目に付きません。
しかし、下の「ふん」は一目瞭然。
庭木の虫は糞が教えてくれます。
早速、農薬を噴霧器でまきました。
6月5日撮影