車通勤をしているので、ウィークデーは毎日ラジオを聞いている。
気の利いたおしゃべりと、天気やニュース。
「いってらっしゃい。」
と朝のラジオは勤労者を励まし
夜は「お疲れ様です」と慰める。
重たい体と気分が少しばかり軽くなる。
ほぼ一方通行のメディアだけれども、本当に優しい。
そんな優しいラジオだが、時々始まる広告にはうんざりすることが多々ある。
突然押しかけられて営業トーク全開でまくしたてられるようで、
連呼される値段と共に「注文殺到!今回だけ!」と強調され、雰囲気が、がらりと変わる。
広告だからしょうがないか、と思いつつ聞き流すけれど・・・。
「過払い金の請求は・・・」の広告もよく流れる。
借金する事って多いのかなと世間知らずの自分は思う一方で、この広告が成り立つ事自体に疑問がむくむくと沸いて来る。
流れはこんな感じと思っている。
お金を必要とする人がお金を借りる。
借りた人が、貸主から必要以上に多く請求される。
借りた人は請求されるので必死でお金を返す。
借りた人は必要以上返したお金があるのかないのか分からないので、代理人を立てて調べてもらい貸主にお金を請求して返してもらう。
そして、頭の中で、
暴利をむさぼる高利貸しは時代劇の中の話なのでは?
悪者をやっつけた水戸黄門ってそこでお金を得ていたっけ?
これって政治が対応するべき問題ではないのだろうか?
と、この広告を聞くといつも思うだけなので、ここに書いてみた。