安部公房 参考文献
作家論と作品論の違いについて簡単に述べるとすれば、
作家論は作品論意外のもの全てと言える。
作品は個々の作品について深く探求し、読み解く作業そのものだと思う。
作家論といえば、作品群の地下水脈的ものを探求するものとも言える。
そう考えれば、作家と作品は言葉こそ違うが、切り離しては考えられない。
ちょっと待った!と言われるフランス哲学者たちよ。
その話は、また違う場所で。
テクスト・・・・・
ところで、安部公房の参考文献等の一覧を作成している人は、ほとんど「谷真介」さんです。
まあ、役に立たない?!物もありますが(このサイトだって!?)、
みんな安部公房大好きなんだから
仲良く楽しみましょう!
というわけで、参考文献の紹介を、徐々に進めていきます。
(持って無いものも多いですが・・・現代文学の教授が居る大学図書館には結構あったりします。
どうしても!と言うときは古本屋さんか、それでも無ければ国会図書館にはあると思います。
関東の方は本当にそういう意味ではいいですねぇ)
(ちなみに村上春樹の参考文献も集めていますが、ホントに多いですねえ!)
※ついでに、アマゾン、又は、楽天でとりあえず探してリンクをはっておきます。(古書も多いので在庫切れ等はご容赦ください。)
出版社: ASIN番号等参考になれば幸いです。
間違いがあればご指摘ください。
安部公房の母親、安部ヨリミ著
「スフィンクスは笑ふ」。
1924年3月20日異端社刊行。
この題名から直ぐに、「笑う月」を思い出したのは自分だけではなかろう。
少なからず安部公房に影響を与えたであろうこの小説に、
否が応でも安部公房らしさを感じない訳にはいかないだろう。
講談社から、2012年2月10日第一刷で発行されました。
『国文学 解釈と鑑賞』
特集戦後世代の文学――安部公房・大江健三郎・吉本隆明
1969・9月号
『国文学 解釈と鑑賞』
特集70年代の前衛安部公房
1971・1月号
『国文学』
特集安部公房―――文学と思想
1972年・9月臨時増刊号
『国文学 解釈と鑑賞』
特集演劇間・三島由紀夫と安部公房
1974年・3月号
『悲劇・喜劇』
特集安部公房
1974年・10月号
『ユリイカ』
安部公房――故郷喪失の文学
1976年・3月号
『国文学 解釈と鑑賞』
特集安部公房の現在
1979年・6月号
『すばる』
特集安部公房を読む
1993年・6月号
『へるめす』
特集・安部公房 フロッピー・ディスクの通信
1993年・11月刊、46号