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もぐりにならない為の情報処理基礎
不明な点、疑問はネット等で詳しく調べてください。
- 浮動小数点数
コンピュータは2進数です。10進数の「0.2」を2進数に直してみましょう。きりが無いですよね。
また、ハードディスクの容量がいくら大きくなっても動くプログラムのデータ型によって、数の限界があります。
そこで小さな少数値の違いなどには目をつむっておおよその値がわかればいい数、というのが「浮動小数点数」です。
その為、おおよその値を表現するこのデータ型は、お金の計算など厳密な結果を求められるような数字には使ってはいけません。
丸め誤差、打切り誤差、情報落ち誤差、桁落ち誤差が出ます。
厳密に計算するには2進化10進数を使います。
- システム開発
システム開発にはそれなりの手順があります。
ISOを取得できればそれにこしたことはありません。
無視して作るとメンテナンスが大変、不可能になったり、1年かけて作ったシステムが全く役に立たないものだったりします。
ユザー、PGの忍耐にも限度があります。
基本的な手順としては「基本計画」-「外部設計」-「内部設計」-「プログラム設計」-「プログラミング」-「テスト」-「移行」-「保守」となります。
実際、この手順を守らなかったであろう為に、大きな問題が起こっているんだろうなと思います。
CASEも使えるものは使用しましょう。
ファンクションポイント法など、コストモデルもオブジェクトプログラムにあったもので対応します。
プリフィックスなどは組織で決定しておきます。構造化プログラミングなども採用します。
- テスト
「ホワイトボックステスト」「ブラックボックステスト」があります。
「ホワイトボックステスト」では少なくとも条件を網羅するテストケースで行います。
オーバーフローしないかもテストする必要があります。
テストデータには必ず「限界値分析法」に基づいたデータを含めます。
- セキュリティー対策
ファイアウォールは当然必要ですが、ログ管理をしないと意味がありませんのでしっかりしましょう。
サラミ法、タッピング、論理爆弾、トロイの木馬、スパーザップ法などの攻撃を想定しておきましょう。
必ずワクチンソフトなど、ウィルス対策ソフトを必ず導入しましょう。アップデートも必ずしましょう。
ソフトなどを供給する場合は必ず安全をチェックします。ウィルスをばら撒いてはいけません。
各種パッチも当てましょう。
またLANではユーザーグループを管理者、利用者などに分けて、データのアクセス権などの権限管理も必ずしましょう。
パスワードは誰もが知っていては意味がありません。
- 著作権
ソフト、コンテンツなどには著作権があります。
違法コピー、ライセンス数を超えての使用は止めましょう。
ネットで無料でダウンロードできる物でも著作権があります。
商用利用に限っては有料などの場合もありますので注意が必要です。
- データベース
主に使用されるのはRDBといわれるものです。
その為、テーブルには必ず主キーが必要です。主キーが無いDBはDBではありません。ただのファイルです(ゴミかも)。
通常第3正規形まで行います。
ただし、DBのパフォーマンスなどを考慮して設計します。
設計に当たってはER図を必ず作成しておきます。
T字型(鳥脚)ER図がよく使われています。