標準モジュール

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標準モジュールとは、自作関数、自作サブルーチン、グローバルな(何処からでも見ることが出来る) 変数を置くのに便利なモジュールです。クラスとは違い、クラスオブジェクト(クラス名.関数名)という書き方ではなく、(関数名)というように直接呼出しが出来ます。非常に便利なモジュールですのでこれが使えると一挙にプログラミング能力が上がります。
簡単な例をあげましょう。

フォームのコマンドボタンを押すと、「goemon」がある「Module1」という標準モジュールへ処理が飛びます。 VBは上から下へプログラムが進行します。というわけで変数「X」へ文字列が代入され、「Len」関数で文字数を取得し、それに8をかけたものが帰されます。「112」が帰値になり、Text1へ表示されているわけです。
この「goemon」関数を置いているのが「標準モジュール」というわけです。

他にどのような使い方があるかというと、「標準モジュール」は使い回しが出来るということがあります。 「あるアプリケーションで作った自作関数を他でも使いたい。」 時など、ファイルからファイルへコピーしてプロジェクトに追加することで使用できるようになります。
それはクラスであっても同じです。
なんだかVC++やJAVAのオブジェクト?みたいですが、継承が出来ません。といっても書き直せばいいのですけど。
というわけで、自作関数は標準モジュールとしてまとめて分かりやすい名前をつけておきましょう。
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