HDに不良クラスタが出来たので交換しました。
その時のノウハウを記しておきます。
症状
WindowsME、60GのHDに不良クラスタが生じる。
頻繁にフリーズするようになる。
起動、普通に使用することは可能な状態。
交換に必要なもの
「PartitionMagic」(PowerQuest)
「Driveimage」の「緊急ディスク」(PowerQuest)
「WindowsMeの起動ディスク」
「IDEケーブル」
新しいHD
通常(エラーが出る前)はこれだけあれば問題なく「Driveimage」でコピーが間単に
出来るようですが、
不良クラスタが出てからではどうも「CRCエラー」が出て、コピーも、ドライブイメージも
作成不可能のようです。
「Driveimage」のHPで調べてもよく分かりませんでした。
かんたんに出来たりして・・・知っている人は教えてください。
というわけで、再セットアップを避けるため
自分であれこれやってみたところ出来ました。
その方法
これらの方法、実行の結果に責任は持てませんのであくまでも自己責任で行ってください。
参考になれば幸いです。
交換に必要なもの
は先に述べたものと同じ。
不良クラスタからデータを移動させる
(注 チェックディスクをすると完全にHDが壊れる場合があるのでHDの程度によって的確な判断が必要)
コピー元でチェックディスクを行い不良セクタからデータを他に移す。
パーテーション作成
新しいHDをスレイブに接続し、Windowsを起動して
「PartitionMagic」で新しいHDに以下の設定を行う
基本MS-DOS領域 fat32 を作成 「e」 になる
拡張MSDOS領域(論理MS-DOS領域)fat32 を作成 「f」 になる。
(たぶん PartitionMagicでなくとも、FDISKでできる かも)
設定できたら
「c」のデータを全て「e」へコピー(コピーエラーが出ても続行する)
Windowsの「メニュー」--「アクセサリ」からのコマンドプロンプトで
「c」のデータを全て「e」へコピー(コピーエラーが出ても続行する)する為
XCOPY c:\ e\: /s /e /c /h
を行う。
終了したら電源を切ります。
HD(コピー先)をマスターにしてつなぐ。
コピー元は取り除く。
ブート情報(HDからの起動に必要な情報)をHDに書き込む
FDDにMEの起動ディスクを入れて
電源を入れる。
PCを起動させる。
コマンドプロンプトで
fdisk /mbr
を実行する。
これでブート情報(HDからの起動に必要な情報)をHDに書き込むことが出来る。
fdiskで「c」をアクティブにします。
次に
コマンドプロンプトで
fdisk
を実行。
「e」だったのが「c」として認識されていることを確認して
「cをアクティブにします」。
これで、「c」ドライブから起動できるようになります。
OSを起動してみる
fdiskを終了してPCの電源をいったん落とします。
FDを抜いて電源を投入します。
OSが起動したら成功です。
やれやれ。
|