単体テスト(unit test)VS2008
単体テスト(unit test)VS2008
プログラムにはテストはつき物。
プログラマーはそのテスト+デバグに膨大な時間をかけています。
あーしんど、ですね。
さて、VS2005(チームエディション)でもあったテストツールが、VS2008(Pro以上)でも使えるようになっています。
(世の中もう2010に云々と言っていますが、実際の開発にはVS2008が多いのではないかと思います。)
その手順ですが、自分なりにやってみました。
- まず、適当なクラスを作成。
-
-
次にこのプロジェクトを保存し、一度ビルドしておきます。
そうしないと、テストプロジェクトは作成できません。
で、できたら、該当ソース上で「右クリック」-「単体テストの作成」
-
-
プロジェクトに名前をつける。[*.test]が良い?
画像は間違えてtxtになっていますが、プロジェクトファイルの名前になるのでかまわない。
[*.test.vbproj]
-
-
すると、下記の図のようなファイルがごそりとできる。
また、テストの操作等は赤で囲んだメニューから行う事になる。
-
-
次に、自動的に書いてくれたテストコードに必要なパラメータを入力する。
つまり、テストが簡単になったといっても、結局は限界値テストの値などは自分で設定する必要がある。
テストデータをCSV等に一括して保存しておき、読み込んでテストを行うこともできる。
が、その場合もCSVのデータは自分で用意しなければならない。
何度も・何回もテストを行う場合には便利だが、簡単なテストでこの機能を使うとかえって面倒になる。
最期に、テストパラメータ(コード)が無いですと言っている=Assert.Inconclusive("このテストメソッドの正確性を確認します。") はコメントアウト。
-
-
準備ができたら、テストを実行します。
図の、真ん中の赤で囲んだ箇所「▲」をクリック。
成功すれば、下記図のような結果が出ます。
-
まとめ
手順の中にも記したように、あくまでテストの値などは自分で設定する(考える)必要がある。
限界値テストなども当然ながら知っておかないと意味が無い。
なので、「テストしておいて・・・」のように、つまりテスターに丸投げするように作業を分担できるわけではない。
この機能(知っている範囲で)の使いどころは、1000通りのテストケースがあった場合、
その値(テストデータ)をCSV等にとっておいて、後から何度でも自動的にテストできると言う点だ。
そのテストの為のコードもほぼ自動的に書いてくれる。
上手く使えば開発の手間が大幅に節約できるだろう。
|