イベント基本のき VB2005

VB.NETのイベントは、引数を２つ持つ。

一つ目の、 [sender]はイベント発生源のコントロールへの参照。
型変換してコントロールの情報などが取得できる。
二つ目の、[e]は、「イベント　データが格納されているクラスの基本クラスです。by　MSDN」

サンプルでは、テキストボックスで１つ目の例。
フォームのマウスクリックで２つ目の例。
となっている。

コントロール配列みたいな････
VB6のコントロール配列が無くなった代わりに、VB.NETではイベントハンドルの後にイベントを追加できる。
Handles　TextBox1.TextChanged,　TextBox2.TextChanged

Public　Class　Form1

　　　　'Handles　TextBox1.TextChanged,　TextBox2.TextChangedとすることによって
　　　　'VB6のコントロール配列のようにコードを書くことができる。
　　　　Private　Sub　TextBox1_TextChanged(ByVal　sender　As　System.Object,　ByVal　e　As　System.EventArgs)　Handles　TextBox1.TextChanged,　TextBox2.TextChanged

　　　　　　　　'[sender]はイベント発生源のコントロールへの参照
　　　　　　　　Me.Label1.Text　=　CType(sender,　TextBox).Text
　　　　　　　　Me.Label1.Text　=　Me.Label1.Text　&　vbCrLf　&　CType(sender,　TextBox).Name　'コントロール名を取得

　　　　End　Sub

　　　　Private　Sub　Form1_MouseClick(ByVal　sender　As　Object,　ByVal　e　As　System.Windows.Forms.MouseEventArgs)　Handles　Me.MouseClick
　　　　　　　　'[e]は、「イベント　データが格納されているクラスの基本クラスです。by　MSDN」
　　　　　　　　'この場合だと、マウスのどのボタンが押されたかが取得できる。
　　　　　　　　Me.Label1.Text　=　e.Button.ToString

　　　　　　　　'マウスのロケーション
　　　　　　　　Me.Label1.Text　=　Me.Label1.Text　&　vbCrLf　&　"X:"　&　e.X.ToString()
　　　　　　　　Me.Label1.Text　=　Me.Label1.Text　&　vbCrLf　&　"Y:"　&　e.Y.ToString()

　　　　　　　　If　(Control.ModifierKeys　And　Keys.Control)　=　Keys.Control　Then
　　　　　　　　　　　　Me.Label1.Text　=　Me.Label1.Text　&　vbCrLf　&　"Ctrl　修飾子キー　"
　　　　　　　　End　If

　　　　　　　　If　(Control.ModifierKeys　And　Keys.Control)　And　(Control.ModifierKeys　And　Keys.Shift)　=　Keys.Shift　Then
　　　　　　　　　　　　Me.Label1.Text　=　Me.Label1.Text　&　vbCrLf　&　"Ctrl+Shift　修飾子キー　"
　　　　　　　　End　If

　　　　End　Sub

End　Class

イベント 基本のき VB2005

イベント基本のき VB2005