CentOS5・Apache・PHP・MYSQL・ネットワーク設定備忘録
CentOS5・Apache・PHP・MYSQL・ネットワーク設定備忘録
前回からcentOS5の各種セットアップにはまって、時間がかなり無駄になった。
と、言うわけで、備忘録をつけることにした。
以下、細かい綴りに間違いがあるかも知れないので注意!
- CentOS5.5のセットアップ
-
これはVMなどバーチャルマシーンでテスト用に動かすならデフォルトでよい。
ディスクの設定など色々できるらしいが、原則「japanese」日本語を選択していけばOKであった。
全くの初めてでもできない事はない?と思う。
注意点としては、最初、ローカルネットワーク内でのみ動かす事なら、ファイヤーウォール・SElinuxは無効にしておく点。
邪魔で度々アクセスできない?なんてことで時間の浪費が結構ありました。
セキュリティーが必要なら、後で適切な設定をする事。くれぐれも自己責任で!
- ネットワーク設定
-
NICにローカルIPを設定してやる。画面のNICをダブルクリックすると、IPの設定画面が表示される。
設定したら、DNS先も決めておく。
次に、
Sambaという、Windowsネットワークと接続する為のサービス(リナックス的にはデーモン)をインストールする。
viエディタでコマンド
- サンバインストール
- [root@linux~]# yum -y install samba
- 共有するフォルダ作成
- [root@linux~]# mkdir /public
- 所有者変更
- [root@linux~]# chown nobody.nobody /public
- サンバの設定変更ファイルオープンconfファイル
- [root@linux~]# vi /etc/samba/smb.conf
- ワークグループ設定
- workgroup=HOMENET 等
- だれでも触れるように
- security=share
- 文字コードの設定
-
unix charset = UTF-8
display charset = UTF-8
dos charset = CP932
- 共有フォルダの設定
- [public]
path = /public
writable =yes
guest ok= yes
guest only = yes
- viエディタで設定ファイルを保存する
- :wq
- サンバ起動する
- [root@linux~]# /etc/rc.d/init.d/samb start (このフォルダに起動・再起動・停止のデーモンが転がっている?)
- 共有フォルダの所有者変更
-
[root@linux~]# semanege fcontxt -a -t samba_share_t /public
[root@linux~]# restorecon /public
- 確認
- [root@linux~]# ls -Zd /public
drwxr-xr-x nobody nobody system_u:object_r:samba_share_t /public
とでればOK
- OS起動時も自動で起動するようにする
- [root@linux~]# chkconfig smb on (このコマンドはよく使う)
やれやれ。これでやっと共有設定ができた。wiondowsからアクセスできればめでたし。
- Apache
-
デフォルトで入っている。
WEBサーバであるが、手動でスタートして、次回も自動起動するようにコマンドを叩く。
[root@linux~]# [root@linux~]# /etc/rc.d/init.d/httpd start (httpdのdってデーモンの事?)
[root@linux~]# chkconfig httpd on
127.0.0.1にアクセスして、apache画面が表示される事を確認する。
- アパッチの初期設定
-
/etc/httpd/conf/httpd.confを開いて編集する。
-
KeepAlive Offを↓に変更
KeepAlive On
-
ServerName www.centos.orz:80を↓に変更
ServerName centos:80
-
Options Indexes FollowSymLinksを↓に変更 CGI SSI許可 ファイル一覧禁止
Options Includes ExecCGI FollwSymLinks
-
AllowOrverride Noneを↓に変更 .htaccess許可
AllowOrverride All
-
UserDir disableを↓に変更 ユーザディレクティブ許可
#UserDir disable
-
DirectoryIndex index.html index.html.varを↓に変更
DirectoryIndex index.html index.html index.cgi index.php
-
AddType application/x-httpd-php .php を追加
-
#AddHandler cgi-script .cgi .plを↓に変更 コメントアウト
AddHandler cgi-script .cgi .pl
-
設定ファイルを保存したら
[root@linux~]# /etc/rc.d/init.d/httpd restart 再起動
- MYSQLのセットアップ
-
[root@linux~]# yum -y install mysql-server
で入ったら、
[root@linux~]# /etc/rc.d/init.d/mysqld start 起動して
[root@linux~]# /etc/rc.d/init.d/mysqld stop 停止して
設定ファイルを開きます。viでも可。GUIの方が早ければそちらで・・・
/etc/my.conf
[mysqld]のエリアに
default-character-set = utf-8
この下に
[mysql]
default-character-set = utf-8
を追加して保存。
[root@linux~]# /etc/rc.d/init.d/mysqld start 起動します。
パスワードを設定します。
[root@linux~]# mysql -u root
mysql>
というラインが表示されるので、パスワードをおなじみのsaにして見ます。
mysql> set password for root@localhost=password('sa');
mysql> set password for root@127.0.0.1=password('sa');
mysql> set password for root@サーバ名=password('sa');
mysql>exit でログアウトして
[root@linux~]# mysql -u root -p
Enter password:パスワードを入力ENTER
で、
mysql>
というラインが表示されたらOK
phpmyadminはPHPが入った後から入れること。
- PHPのインストール
-
コマンドで
[root@linux~]# yum -y install php php-mbstring php-mysql php-gd php-mcrypt
でインストールできるはず。
/etc/php.iniの設定
- mbstring.language = Jananese
- mbstring.internal_encoding= EUC-JP
- mbstring.http_input=auto
- mbstring.encoding_translation=On
アパッチのhtmlフォルダにinfo.phpを作成
<?php
phpinfo();
?>
を書いて保存。表示しておなじみのphpinfo画面がでればOK
確か、CentOS5.5ではこれでも表示されなかったことがあったよーな。
で、PHPのバージョンを5.2にUPすると使えるようになったこともある。
何処かのサイトに、レポジトリを云々の記述があるのでそれを参考にやってみてください。
以上で、ひとまずテスト環境ができた事になる。phpmyadminなどGUIのツールなどは順次対応するバージョンを何処かのサイトを
参考にしながら入れていく、という流れになると思う。
|