白ゆき姫殺人事件


【楽天ブックスならいつでも送料無料】白ゆき姫殺人事件 [ 湊かなえ ]
内容の深みには期待せず、暇つぶしの目的で読んでみた。
やはり、内容にそれほどの深みなし。
驚きもなし。感動ももちろんなし。
殺された女性はメッタ刺しにされて燃やされたけど、そこまでこの人悪いことしてないよなあ…
最後の「資料」の、ツイッターみたいなやつも、読みにくくてしょうがなかった。
共感はある。
マスコミは、誰かをすぐに分かりやすい悪者に仕立て上げ、
我々はすぐにそれを信じてしまうということ。
自分が知らない間に人を傷つけていることがあること。
つまり、人がどういうポイントで傷つくか、計り知れないということ。
湊かなえ氏は、人の「悪意」を描くのを得意にしているけれど、
こんどはもちっとハートウォームなものを描いてほしいなあ。
きっとうまいと思うんだけど…

ダイイング・アイ 東野圭吾

【送料無料】ダイイング・アイ

【送料無料】ダイイング・アイ
価格:1,680円(税込、送料別)

分身 東野圭吾

【送料無料】分身

【送料無料】分身
価格:730円(税込、送料別)

マノロブラニクには早すぎる  永井するみ

【送料無料】マノロブラニクには早すぎる

【送料無料】マノロブラニクには早すぎる
価格:1,680円(税込、送料別)

告白 湊かなえ

告白

告白

価格:650円(税込、送料別)

スリープ  乾くるみ

スリープ

スリープ

価格:1,575円(税込、送料別)

更年期少女  真梨幸子

更年期少女

更年期少女

価格:1,680円(税込、送料別)

すれ違う背中を  乃南アサ

すれ違う背中を

すれ違う背中を

価格:1,470円(税込、送料別)

花と流れ星  道尾秀介

花と流れ星

作者:道尾秀介
今、見ている連続ドラマは「新参者」。原作は読んでいないけれど、東野圭吾氏の原作ならきっと面白いだろうと期待して。
毎回、殺人にかかわったのでは?という人物が出てくるのだけれど、彼らの怪しい行動は「秘密」「思いやり」「愛情」からくるというもの。今のところ、毎回人情ホロリという感じ。
さてさて、この『花と流れ星』も連作小説になっているが、さまざまな事件が「真備霊現象研究所」の周囲で起こり、オチは肉親の情愛とか、友達関係とか、「情」がからんでいる。
単細胞(?)な性格のわたしからすると、「そこまで考えて、行動するか?」と思うところが多かった。(見ているドラマも、そういうところがある)
でも目的を果たそうとすると、人はいろいろな手段を考えるのもしれない。
小説の面白さは、んー。まあまあ。ちょっとマンガチックというか、リアリティに欠けるかも。ファンにはたまらないシリーズみたいだけれど、なるほど、ちょっと「閉じた」感じのする小説。
では、愛はあったか?愛はありました。

かけら  新津きよみ

かけら

作者:新津きよみ
ちょっとサスペンス。
主人公は3人の38歳の女性。
涼子は雑誌で主婦の読者モデルとして活躍し、紀子は主婦業にいそしみ、理恵はキャリアウーマンとして邁進。接点はまったくない3人だが、共通点はただひとつ。むかし、同じアイドルの「おっかけ」をしていた。
涼子のもとには過去の彼女の写真が送られてきたり、お店で無断で写真を撮られたりする。
紀子はデパートのイケメン店員にはまり、買い物しまくって消費者金融へ。
理恵の友人の同時通訳者のしおりはある日突然謎の失踪をする。
昔のアイドルだった男は今は探偵。理恵はしおりを探すべく、その探偵事務所を訪れる。
3人とも表面的には幸せな生活を送っていそうだけれど、過去に捨てたい思い出があったり、実家との葛藤があったり。買い物しまくるというのも、何か満たされないものがあってのこと。
女性のちょっとした不満や不安を拡大してサスペンス仕立てにした感じだった。
読み物としてはちょっと物足りない気もするけれど、読んでるときは楽しかったので、2時間ドラマを見るようなつもりで読むといいかもしれません。
私は二時間ドラマ見ないけれども…マッチの「岡部警部第4弾!」というのを新聞欄で見て、マッチが頑張ってると思うとホッとするぐらいです。