朝のニューヨーク


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朝のニューヨーク
初めて街へ。7月7日(土曜日)


 この旅行で合計5回の朝をニューヨークで迎えたのだが、いずれの日もとても早く目が覚めた。この日も例外にもれず、たぶん、5時ぐらいには起きていたと思う。
朝食は、日本から持ってきていた「キーコーヒーのドリップ式のコーヒー」「マリーのクッキー」といういたってシンプルなものだった。
歯を磨き、髭をそって、服を着て、準備は出来たがまだ観光には時間が早すぎるので
「明日の朝食などを買っておこう」
という事になり、7時過ぎごろ、初めてニューヨークの街へ出かけることになった。
セーフティーボックスの鍵のチェック、現金、T/C、パスポート、薬、ガイドブック、カメラ、電卓、ナイトテーブルのチップ、冷蔵庫の鍵など、お出掛け前のチェックはいつも必ずした。実際これをしないと安心できないらしい。
 例えば冷蔵庫の鍵を開けておくと勝手に取られたり、飲まれたりして料金を払わなければいけなかったり、貴重品はセーフティーボックスに入れておかないと盗まれたら戻ってこない、保証もない。ということだったので、この部分にはかなり神経を使ったし、使わなければいけない。
「うっかり・・・・・」
は悲劇でしかないのだ。
さて、そんなチェックをしてから、部屋の鍵がオートでも必ず閉まったことを確認し、いざ出発!エレベータを待つ間、朝のニューヨークの街角が、大きな窓から見下ろせる。気温は23〜24度でちょうどよい。こちらでは主に「カシ」で表示するらしい。
ホテルの西口(こちらがメイン玄関で、回転ドアがついている)からでる。未だ明けきらない青明るい光に街が包まれている。 交差点に来るとビルの谷間に日の光が満ち始めているのが見える。高層ビルの林立しているニューヨークでは、まずビルの上の部分が日を受け、そしてその光が反射し、ゆっくりと街角が眼を覚ます。だからちょっと場所が悪いと朝の光が届くのは遅くなるようだ。
イエローキャブが朝の空いている7番街を南に飛ばしている。 黒人の朝帰りだか、通勤だか判然としない人が歩道から歩道へちらほら歩いている。ホテルのすぐ隣の地下鉄の出入り口からは女のサラリーマンらしき人、白人の男などちらほら出てくる。 未だ目覚めたばかりのニューヨークだった。我々は最初7番街の左側をセントラルパーク方向へ北上し、55Stに突き当たったところで目的の「カーネギーデリ」をアベニューの向こう側に見つけて右側に渡る。 歩行者の信号は「Walk」「Ddon’t Walk」の二つでいたって解りやすい。でも正直に守っているのはおのぼりさんぐらいなもので、皆自動車が来ないとStはすーと渡っていく。 というのはニューヨークは、どこの都市でもそうだけど一通が多く、片方からしか車が来ない通りが多いのだ。さすがに南北に走る、〜番街(アベニュー)というのを信号無視して渡る人は少ないが、というのはほとんど四車線(これも一通が多い)で、結構広いし、タクシーなどはどんどん車線を変えて飛ばして走っているから。 だからストリートをひょいひょい渡るのは当然のことのようだった。ちなみにここ、55Stも一通だ。
「カーネギーデリ」の前に来るが余りぱっとしない店だった。出入り口が狭く、店の奥が見えない。店の横ではTシャツを売っていた。ガイドブックに載っていたけど
「ちょっと止めとくか・・・・・」
と、通り過ぎ、再び7番街を南に戻り、小さなスーパーマーケットへ。コンビニのようにたいていのもの、ビール、パン、クッキー、カップヌードル、昼は量り売りのお惣菜も売っている。後で、ビールなどを買おうということで店を出てさらに南下。と言っても50メータから100メータぐらいでホントすぐ近くに「ステージデリ」がある。 「カーネギーデリ」も24時間営業だけどここも24時間だ。店もさっきより綺麗だし、なししろオープンカフェのガラス張り風なので安心感もある。で、入る事に。店に入ると店員がこちらに気づき、案内してくれそうな感じ。ここらへんは日本と全く同じ感覚で
「ツゥー」
と言っておく。このツーは「マークツー」の宣伝・・・・・・(ジョージクルーニ風?)
店員は我々二人を通りが見られるいい席へ案内してくれた。とりあえず、コーヒーを飲んで見ようと思い注文する。
「コーヒープリーズ」
「OK」
店の外はガラス張りなのでよく見える。ホームレスっぽいおっさんからバリバリ働いてそうな人まで、ニューヨークの通りはわけ隔てなくステージを提供している。誰が歩いても絵になるとはこのことだと思う。当然我々、おのぼりさんでも。
我々の他に客は、三人いて、夫婦もの一組と、ビジネスマン風のジャケットを椅子においてコーヒーを飲んでいた人、一人だった。 チェックの仕方を見ていると、どうもテーブルでは払わずにレジの方へ行ってるみたい。じゃあチップもそこで・・・・・と思ったりしているうちに、でっかいマグカップにコーヒーをいれて持ってきてくれた。飲んで見ると、
「薄い!」
と言葉が出るほど。まあ、二人とも既にコーヒーは飲んでいたのでちょうどよかったが、コーヒーのお湯割りのように薄かった。街行く車、人を見ながらコーヒーをすすり、飲み終わって、いざチェックへ。勘定書はテーブルに持ってきてくれていたので、それを持ってレジの方へ行き、チップも含めて5ドルぐらいだったように思うけど、(ちょっと高め)払うと
「サンキュー」
と帰ってきたので一安心する。これ以降もこれ以前も飲食店でコインを使った支払いはセルフサービス意外では全くなかった。結局チップをTaxの二倍16パーセントと考えると、〜セントなんて面倒くさくてドルで払ってしまうのだ。恐らく他の人もそうだと思うけど。払った後は安心してか、店にあったケーキ類、厚さが15〜16センチはある!ようなプロセスチーズの塊のようなチョコレートケーキのでかさにびっくりしたりする。  ベーグルを探したけどなさそうなので店を出て、通り過ぎた「カーネギーデリ」へ。そこでベーグルを二つ買って「先のスーパーマーケット」でビール、水、を買い込みホテルへ戻る。
 歩道と道路の間は歩く時注意が必要で、残飯のこぼれたものなど、汁がよどんで汚かった。また少し匂った。繁華街の宿命なのかもしれないが、もっと綺麗であって欲しい。が、綺麗過ぎるとニューヨークではないのかも。


レストランの予約

 ホテルに戻って、冷蔵庫にビールなどを放り込むとちょうど8時ごろになっていたので、ホテルのフロアへ行く。JTBツアーデスクに行くが未だ誰もいなかったのでコンシェルジュのところへ行くと、日本語を話す女の人が居たのであれこれ聞いていた。するとどうも、ホテルの人ではないらしく、HISとかの旅行会社の人らしい。
 「詳しくはJTBの方へ聞いてください。」と言う事になりしばらく待つことに。とても感じのよい人だった。ロビーでボケっとしているのも何なので、ホテルのショップへ見に行った。Tシャツ、雑誌、新聞、絵葉書、マグカップ、キーホルダーなど小さい売り場ながらいろいろある。時間になったので行き
「明日のナイトツアーの申し込み」
をするついでに今日のレインボウ・ルームというレストランの予約を言おうとすると、昨日のへちゃむくれが横から入ってきて、何やら予約をあれこれ言っている。僕らが先のはずだったと思うのだが、ツアーデスクは、そのへちゃむくれを先にして、僕らの方を後に回した。どうも今日8時半からある一日観光ツアーの客だったので時間的に先にしたのだろうと思って納得したが、そのへちゃむくれ女の後に、もう一組横から入られて再び待たされることに。この人達もツアー客らしい。
「おこっちゃあいけんよ」
などと奥さんが言うが、少々むっときている僕であったが、怒らず待った。ツアーに入っていない僕等だって予定と言うものがあるのだ!この日は地下鉄メトロカードを買って、まず「セントパトリック大聖堂」を見に行くのだ。早くいければ、ミサにも出られるかも知れないのだ。でも待って、やっと予約し終わって、と言ってもまだ「レインボウ・ルーム」は開いておらず
「電話しておきます」
と言う事なのだが、我々二人はホテルから街へ。予約が取れたかどうかは今日の16時以降わかるらしい。




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