経済学者の金子勝先生の本。朝日新聞の悩み相談をまとめたもの。
金子先生の経済学の本はかなり難しくて、挫折経験があるけれど、
これは柔らかい本なのですぐ読了。
悩み相談と同時に、読書案内にもなっている。
やっぱり、本はいいですね。「落語」にもちょっと興味も持ってしまった。
余談だが、先日、朝日新聞の投稿欄に、ある教育学部の大学生が
「読書は本当に必要?(必要ないんじゃないですか)」といった内容の投稿をしていて
衝撃を受けた。
反論の投稿をしようと思ったけれど、いい文章が浮かばない。
読書は「役に立つ」からするだけではなくて、「心を守る」ためにもあると思うんだけどな。
身近な人間に頼れなかったり、孤独を感じたりするときも、
本はいつもそばにいてくれます。ありがたいことです。
さて、金子先生のこの本は、おすすめです。悩み自体は根本的に解決できなくても、
人の悩みに誠実に、真面目に答えてくれる人間がいるということは、人間という存在への
信頼につながるのでないかな。