朝が来る 辻村深月

あまり期待しないで読み始めたが、夢中になってしまい3時間で読了。

5歳の幼稚園児の男の子をマンションで育てる佐都子。

園ママとのつきあいも難しいが、子どもはかわいく、美しく、幸せに暮らしている。

ある日、元気のない女性の声で電話がかかってくる。

「子どもを返してくれませんか……」

不妊治療、養子縁組、望まない妊娠……転落人生。

社会的なテーマも含み、かつ、かすかにサスペンスタッチ。

読み終わった後は、これでいいんかな?どーなるんかな?と思ったけれど、

読んでるときは楽しかったからよい。

夜中、読み終わった後、隣でスース―寝ている5歳の息子の顔を見て、幸せをかみしめてしまいました!