【送料無料】昼田とハッコウ [ 山崎ナオコーラ ]
ぶあつーい本。500ページ以上あった…けど、いつものように読みやすく、2日ほどで読了。
主人公の昼田は、父母がおらず、祖父の家でいとこたちと兄弟のように育つ。
祖父の家の家業は「アロワナ書店」という本屋。
町から出たことがないという「ハッコウ」が店長をしている。(でも、あんまり働いていない)
昼田は出版社に就職し、一人暮らしをしている。
社長だった父が急死したところから、それぞれの生き方が徐々に変わっていく…といった内容。
町の書店は大変。私の町の小さな本屋も引っ越してきてからすべて閉店し、
「TSUTAYA」ができた。
でも、小説の舞台は東京。作家のサイン会もあるし、人も多い。
本屋の事情みたいなものが詳しくて、面白かった。
そういえば、山崎ナオコーラさんは、書店員さんと結婚されたのではなかったかなー。
幸せそうで、何よりです。