聴き上手 なぜあの人には話したくなるのか

聴き上手

著者:永崎一則
「話し上手は聴き上手」。このことばを知ったのは子どもの頃。母が購読していた「家の光」の別冊付録か何かに載っていた。
この教訓は私の心に深く刻まれたものの、その後の人生で実践できているかは…疑問。
この本では、人間的に成長する人とは、話を聴く力のある人だとしている。
人の話をよく聴くとどんなにいいことがあるかを前半で具体例を多く挙げて述べ、後半では聞き上手になるためのテクニックがかなり実践的に書かれている。(相槌のバリエーションとか)
特に目からウロコ、というところはなかったけれど、気をつけようと思ったのは「先入観を捨てて無心に聴く」ということ。
相手の程度を推し量って適当に聞くことが私にもあるかも。もったいないことだろう。
人はお互いに声を出し合うことで心理的な連帯感を強めているとか。家族以外と話さないこのごろだけれど、せめて家族の話をしっかり聞こう。子どもは「アーウー」しか言わないが。
赤ん坊を連れて散歩していると、中高年の女性から話しかけられることが多い。この間も近所の(名前は知らない)おばあさんに話しかけられた。この本を読んだ後だったので、立ち話で
おばあさんの出産物語第一章、第二章ぐらいまで聴いてしまった。
聴き上手だったかな?
私がいろんなことを話したくなる人は、心の広そうな人、笑ってくれる人。笑わせたい方なので、何を話しても笑わない人はコワイ。