自負と偏見のイギリス文化  新井潤美

自負と偏見のイギリス文化

著者:新井潤美
昨日紹介したジェイン・オースティン。面白かったので、ちょっと彼女の世界を知りたくなって読んでみた。
ジェイン・オースティンを読んだのは『説得』のみ、『エマ』『プライドと偏見』は映画で見ただけなんだけど、いずれも英国のアッパーミドルクラスの恋愛模様を描いていて、印象としては(私は大好きだけれど)「オンナ子どもの読み物」だった。
しかし、イギリスでは中高等学校の「必読図書」で、卒業試験の課題図書にも必ず含まれているという。
男性ファンも多く、続編や翻案も書かれ、オースティンブームが続いているとか。
この本では、ジェイン・オースティンの生い立ちや若い頃の習作の紹介から始まり、主な作品の内容を引いて小説世界を解説している。
オースティンは「自分の知らないことは書かない」作家であり、自身もアッパーミドルクラスだったという。
貴族の結婚には「階級」意識が大いに働いていたこと、恋愛と結婚が若い女性の重要な問題であったことなど、オースティンの小説を読み解く入門書と言ってもいいかもしれない。
へーーー知らなかった、と思ったのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』がオースティンの『プライドと偏見』『説得』の翻案だったということ。
映画しか見ていないけれど、これまた凄く面白かった。続編も。(ピーコとおすぎはバカにしていたが)コリン・ファースもヒュー・グラントも大好きなので・・・(コリン・ファース様、どうか肥らないで!)

現代イギリス文化にも受け継がれるオースティンの世界。読まず嫌いをせずに、あなたも読んでみては?