小沢主義  小沢一郎

小沢主義(イズム)

著者:小沢一郎
昨日に引き続き、民主党のお勉強。具体的な政策には余り触れていない。どちらかというと「リーダー論」みたいなものが印象に残った。
まずは選挙の話から。昔ながらの「ドブ板選挙」こそが民主主義の原点であるとしている。人々の声に耳を傾け、徹底的に選挙区を回ること。そういった選挙活動が政治家を作っていくとも言っている。
政治に関しては、過去の「自社対立」はウソだったというのが面白かった。水面下ではがっちりと連係プレイをしていたと。小沢氏といえば小選挙区制を導入したことがよく知られているが、政策論争を形式化しないための狙いだったという。
リーダー論について。日本の社会の「和を以って尊しとなす」という雰囲気が真のリーダーを生まない土壌になったとし、傑出したリーダーが日本を変革した歴史にも触れている。
小沢氏が尊敬するのは織田信長、大久保利通。万人から好かれなくても、批判が多くても、一切の妥協しなかった彼らだからこそ社会を改革できたのだと。
小沢氏はリーダーの条件を「自分の目指すものを明確に揚げ、自分で決断し、自分の責任において実行できる人物」と述べている。「志、理想、ビジョン」がなければ人を導けないし、人はついてこない。
「誰も責任をとらない」というのも日本社会のよくない点のひとつであり、教育の欠陥もそこにあるとしている。
あとは、歴史に学べということ。リーダーには必須の条件だと。確か勝間和代氏の本にも「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」と書いてあったような。
レキジョから程遠く人に嫌われるのがコワイ私にはリーダーはムリかも・・・
テレビではほとんどまともに喋らない(失礼!)小沢氏の考えの一端を知るにはよい本です。