RURIKO
作者:林真理子
浅丘ルリ子。あんまりテレビドラマには出ないが、わりと好きな女優。今はやせてしまってちょっと怖い容貌に見えるけれど、話し方や演技が実にチャーミングで品のある人だと思う。
表紙の写真を見て分かるように、若いときはめちゃくちゃ美人。
小説は「事実を基にしたフィクション」。浅丘ルリ子、石原裕次郎、美空ひばり、小林旭、石坂浩二など、往年のスターが実名で登場していて、本当にこんな会話が、こんな感情のゆれがあったのかもしれないと思わせられる。
これは作者の力量だろう。
芸能ゴシップ好きであることを隠さない林真理子氏。でも小説は野次馬的な興味を超えて、リアルな人間ドラマになっている。
日本の映画史の記録とも読める。
この本を読んで思ったこと。酒ばかり飲んでいた俳優・歌手はたるむし、(裕次郎・旭)長生きできない。(裕次郎・ひばり)
いつまでも美しいスターというのは、きっとストイックなんだろうな・・・
中学生のとき、祖母の家に泊まってて夜更かしし、「火曜サスペンス」を観た。浅丘ルリ子が絞首刑になるという話。あの時、初めて「絞首刑」のやり方(?)を知り、驚愕した。怖かった。今でも残像が残っている。覚えている人いませんか?