愛子とピーコの「あの世とこの世」
小説家の佐藤愛子とピーコの対談。語りおろしだという。
ずいぶん前、佐藤愛子の私の遺言
を読んで、衝撃を受けた。自分は経験がないからわからないけれど、霊っていうのは本当にいるのかもしれない、と思わせられた。
この本では佐藤氏・ピーコ氏の霊体験を語りつつ、霊能でお金儲けをしてはならないこと、江原啓之氏への疑問、人間の「波動」を上げるにはどうすればよいか、などについて語っている。
ピーコ氏はけっこう好きなタレント。最近「辛口ファッションチェック」をしてくれないので寂しい。しかし、彼女(彼?)に霊感があるとは知らなかった。テレビでいうと、エンターテイメントにされてしまうのであえて言わないらしい。
彼女のかかりつけの霊能者の存在にもびっくり。ウソとは思えない(素直な私!)。
佐藤氏は「私の遺言」の中では江原氏にかなり頼っていたけれど、近頃のテレビ出演やコンサート活動などには疑問を持って、心配しているようだ。ピーコは悪口を言いたい人なので、批判が前面に出ていたけれど、佐藤氏は江原氏の能力を認めつつ懸念している。
江原氏はどうも優しすぎる人のよう。テレビと著作ではずいぶん印象が違う理由が分かった気がした。
さて、読んでよかったなあ、と思えたのは最後の「波動を上げよ」の章。
憑霊されないため、(されそうもないけれど)幸福に死ぬための心がけが書いてあって、またまた素直な私は「なるべく」心がけよう!と思った。物質的価値観からはなかなか自由になれないけれど。
でも、基本的に悪口好きなピーコ氏は波動を上げる生活をしているのか?という疑問も残る。
「スピリチュアル」が好きな人にも、アンチな人にも、とても面白い一冊だと思います。