40女が電撃結婚するレシピ 栗原美和子

40女が電撃結婚するレシピ

筆者はフジテレビ・プロデューサーの栗原美和子氏。
猿回し芸人の村崎太郎氏と結婚し、『太郎が恋をするまでには・・・』という結婚にまつわる本も書いているらしい。(読んでいませんが)
昨日も、食にまつわる本を紹介したけれど、今日も食にまつわる本。いや、すごい。
幕内秀夫氏が読んだら怒られそう。だって、生活臭がするからイヤという理由で「炊飯器」を買わないというんだもの。
彼女はバリバリのキャリアウーマン。オール外食で結婚するまで全く料理をしたことがなかったという。それが村崎氏と結婚し、料理に挑戦し、失敗し、また奮闘し・・・という日々をつづり、また自信作のレシピを紹介している。
結婚生活において、食べ物の好みの一致というのは非常に大切だと思う。私ども夫婦も食べ物の話だけはかみ合い、盛り上がる。幸い二人とも好き嫌いは多くないので、私が大失敗をしない限りは摩擦は生じない。
しかし、この本の二人は大変。村崎氏の好みはいたって普通だと思うんだけれど(男の人は食に関しては概して保守的である)、筆者の偏食ぶりはすごい。肉はひき肉以外ダメ、魚ダメ、白いご飯は食べない、朝、昼は食べない(!)
しかし、夫のために、夫に誉めてもらうために果敢に挑戦する姿は涙ぐましい。これぞ愛のなせるわざ。
レシピは巻末に写真つきで載っている。盛り付け方、写真の撮り方がいかにも素人的で、ウソのなさを感じます。これは作ってみたい、というものもあった。
この夫婦は結婚の際に紆余曲折があったようだけれど、うまくいくのだろうか。栗原氏は初婚だけれど、村崎氏は三回目。本に登場する村崎氏のコメントは、(私にとっては)かなりイヤミでムカッとするところもある。
恋の魔力が解けたとき、この二人がどうなるかいささか心配だけど、でもだいぶ大人ですもんね、うまくいきますように。
しかししかし、やっぱり炊飯器は買った方がいいと思う。美味しいカレーを作っても「サトウのごはん」では寂しいではないか。