ああ、恥ずかし
思い出すたびに赤面する「恥ずかし体験」を、作家、イラストレーター、タレントなど70人が明かす短ーいエッセイ集。
人の失敗談というのは、なんだかホッとする。
私自身、「恥の多い人生を送ってきました」。
小学校1年のとき、通知表に「しっかり者に見えて、どこか1本抜けている○○子さん」と書かれたぐらい。
ランドセルを忘れて学校に行ったり、遠足に行ってリュックを忘れて帰りのバスで「あ!」となったり・・・
中学のときは夏休みの登校日に「裸足につっかけ」で学校に行ってしまったりも。(けっこうあると思うんですけど?)
大人になってからも、姉とデパートに行って、ゴデイバのショーケースを見て「べラボーに高いよねえーっ」と横にいる姉に話しかけたつもりが、見知らぬ女性だったり。
他、書ききれないほどの恥ずかし体験を持つ。
でも、この本を読むと、「私なんて普通じゃないか!」と思ってしまう。
パンツの裾から出てくるパンティ・ストッキングとか、コートの下にスカートはき忘れたとか、さすがにこれは私もやらないわ、という失敗談も。
一番ヒドイのは林葉直子氏がホテルで入浴後、部屋の中に入るつもりが部屋の外に出てしまったというエピソード。フロアからフロントに電話できるホテルだったからまだよかったけれど、これは悲惨だ。持っていたのはバスタオルではなく、小さいタオル・・・
とにかく、笑えるし、共感も(少し)できる話がいっぱい。自分の恥をさらせる人は、他人をリラックスさせる。失敗しない人は立派だとは思うけど、ちょっととっつきにくい。
自分はおっちょこちょいで悩んでいる人、この本を読めばかなりホッとします。
笑いに飢えた人にもオススメです。