顔
作者は横山秀夫。
23歳の婦人警官、平野瑞穂を主人公にした連作小説。
瑞穂はもと警察の鑑識課。「似顔絵」を書くことを仕事にしていたが、ある事件で挫折し、秘書課へ異動した。
新聞記者との攻防、銀行強盗、婦人警官銃撃事件・・・その中で瑞穂は躓きながらも自分の仕事にひたむきに取り組もうとする。
かっこいいヒロインではないけれど、徐々に成長していく姿に好感が持てた。
今朝の新聞にも「似顔絵警官」が載っていた。言葉の情報だけで、記者の顔を描く。写真ととても似ていたので、たいしたもんだ、と思った。
警察官って、まずは「観察」ということを叩き込まれるんだろう。人を疑う商売というのも面倒そう。
でも、人間て本気で観察してたらいろんなことが分かるんだろうなとも思う。
さて、この本は警察ドラマを5本、時短で楽しめる感覚の本でした。
でも短編はやっぱりちょっと物足りない。横山秀夫といえば
これは最高に面白かった!新聞記者のエゴイズムがリアルに描かれています。
読むだけでなんか暑くなってきます。