空気を読むな、本を読め。  小飼弾

空気を読むな、本を読め。

著者:小飼弾
著者は投資家、プログラマー、ブロガー、書評家。ライブドアの前身の会社の取締役を務めたこともあるらしい。
見た目は、表紙にどーんと載っているが、私の最も苦手なタイプだ。「ヒゲの○○」。(失礼!)
「頭が強くなる読書法」というサブタイトルがついている。この人は小学校に上がる前から図書館に通い、中学、高校は行かずに本ばかり読んでアメリカの大学に行ったとか。
まあ、異端児だ。
本を読まないと成功しない、本を読むヒマを作れ、早く読め、ノンフィクションは要領よく読め、フィクションは文庫を読め、など、具体的なアドバイス満載。
本を読まない人のために書いたのか、ずいぶんと隙間の多い、あっというまに読める本だった。
しかし、彼のように一時間で新書10冊というのはできない…
なるほどと思ったのは、読んだら記録に残すようにすること。私は数年前まで本を読んでもまったく記録せず、内容もどんどん忘れてしまっていたけれど、日記にメモしたり、このようにブログで記録するようになってちょっとは読書が深まった気がする。
あとで「読んだっけ?」と確認するのにも便利だし。
他のアドバイスは、自分でもやってるよーん、と思うものが多かった。
あえて自分とは反対意見の本を読む、というのも確かに大事。ノンフィクションではね。フィクションで苦痛になるような本を読みたくはない。
著者の言う通り、空気ばっかり読んで本を読まない人は、進歩が望めそうにない。
しかし本ばっかり読んで空気を読まない(読めない)というのも、ちょっと困る。凡人は空気をある程度読めないと、社会で生きていけない。
読書をしなきゃ、と思うけれどなかなか読めない方、モチベーションを高めてくれる本だと思います。