題名:石のハート
作者:レテーナ・ドレスタイン
楽天では売ってないみたい。新潮クレストブックスから出ている。オランダ女性の小説家が描き、アメリカなどではベストセラーになったらしい。
主人公のエレンは、12歳のころ、家族と暮らしていた。父、母、兄、姉、弟、そして生まれたばかりの赤ちゃん。
しかしある日、悲惨な事件により家族すべてを失う。ショックのあまり記憶を失ったエレンだったが、30年近い時を経て家族の謎を解明していく。
とてものどかな家族の風景、そして危険をはらんだ風景、現在、過去、現実、幻想がかなり入り混じっていて、注意して読まないと状況を見失う。しかし「家族」のはらんだ問題を単純な手法ではなく、手のこんだやりかたで浮き彫りにする描き方はあざやか。
そして、エレンがかろうじて立ち直っていく姿にも希望が見出せる。
この小説はオランダで起きた一家心中事件がベースになっているらしい。
オランダといってイメージするもの…フェルメール・風車・フランダースの犬・安楽死・マリファナ…『アムステルダム』っていう小説もあったなー。全体的にちょっと暗い。
中古》【DVD】フランダースの犬洋画
この映画。牛乳瓶一本分ぐらい涙がでます。